岸田総理が来月おこなわれる自民党総裁選に立候補しない意向を表明したことについて、中国外務省の報道官は「状況を注視している」とコメントしました。
中国外務省の林剣報道官は14日、岸田総理の自民党総裁選への不出馬表明について報道機関からの質問に答える形で談話を発表しました。
談話で林報道官は「状況を注視している」とした上で、中国は「日本側と協力し、建設的で安定した関係構築を望んでいる」と強調しました。
中国メディアも岸田総理の不出馬について相次いで伝えていて、国営の中央テレビは内閣支持率の低迷と派閥の裏金をめぐる問題が背景にあると報じています。