非常に強い台風7号は、今夜遅くにかけて関東などに最も接近する見込みです。関東では、これまでにおよそ130を超える自治体で避難所が開設されています。
【動画】台風7号 千葉・房総半島に暴風域近づく 関東では約130自治体で避難所を開設 暴風や高波に警戒
記者
「雨風ともに強くなってきていて、波の高さもかなり高くなってきています」
非常に強い台風7号は、午後3時ごろの時点で、千葉県の房総半島に暴風域が近づいていて、今夜遅くにかけて関東などに最も接近する見込みです。
気象庁によりますと、きょう予想される最大瞬間風速は、関東の海上と伊豆諸島で60メートル、関東の陸上でも45メートルなどと猛烈な風が吹く見込みです。
あす正午までに予想される24時間雨量は、多いところで▽関東甲信で250ミリ、▽東北で200ミリとなっています。
また、関東と山梨では今夜にかけて、線状降水帯が発生するおそれがあり、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあるということです。
記者
「千葉県茂原市です。こちらでは避難所が開設されています」
避難している人
「(Q.いつからこちらに?)きのうから。川が氾濫すると家が低いので床上浸水とか。前回そういう目に遭っているので、早めに避難した」
千葉県茂原市では避難所が開設されたほか、市役所では浸水対策として住人に土のうを配っていました。
群馬県を除く関東1都5県では、午後3時までにおよそ130の自治体で避難所が開設されていて、避難している人は少なくとも1352人に上っているということです。
気象庁は、関東などで暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼び掛けています。