アメリカ大統領選から撤退したバイデン大統領は民主党の全国大会で演説し、後継候補に指名したハリス副大統領を支持するよう訴えました。
バイデン大統領
「カマラ・ハリスとティム・ウォルズを選ぶ準備はできているか?」
バイデン大統領は、ハリス氏について「世界のリーダーから尊敬される大統領になるだろう」と称賛し、支持するよう訴えました。
そのうえで、共和党候補のトランプ前大統領について「もし負けたら選挙結果を受け入れないと言っている」と指摘し、「我々は2020年に民主主義を守った。そして今、2024年にも民主主義を守らなければいけない」と強調しました。
バイデン氏が演説している際には、会場から「ジョー、愛してる」「ジョー、ありがとう」という声が何度も上がりました。
民主党支持者
「バイデン氏はハリス氏にバトンを渡しました。素晴らしい決断です」
演説の終了後にはハリス氏もステージ上に姿を見せ、バイデン氏と揃って大会初日を締めくくりました。