猫と話をすることは、信頼関係を築くためにとても大切なコミュニケーションのひとつです。しかし、話し方を間違えると猫を不快にさせてしまう可能性があります。本記事では、猫に嫌われてしまう可能性がある「NGな話し方」について解説していきます。
猫が嫌がる「NGな話し方」5選
1.声が大きい
猫は耳が良いため、声の大きい人を嫌います。また、突発的に大きな声を出すことも猫を驚かせてしまうのでよくありません。
愛猫がかわいい仕草をしたときなど、つい大声で「かわいい!」と言い、驚かせてしまった方もいるのではないでしょうか。
また、大声で話す様子を見て、猫が「怒られている」と勘違いしてしまう場合もあります。猫は人間の声のトーンや接し方で様子を見ているので、大声で近づかれると怖がってしまう可能性もあるので注意しましょう。
2.身振り手振りが大きい
猫から見れば、私たち人間は自分よりもはるかに大きな動物です。自分よりも大きい人が手を大きく振って近寄ってきたら、恐怖を感じてしまいますよね。
話す時に手を大きく動かしたり、急に動き出すような人は、猫を驚かせてしまい嫌われる原因になります。
猫に話しかけたり触れたりするときは、なるべくゆっくり優しく接するように心がけましょう。
3.低い声で話す
人間の低い声は唸り声のように聞こえてしまうため、猫から見ると「威嚇されている」ように感じてしまうことがあります。
そのため、猫は比較的男性よりも女性の声を好むと言われているのです。猫と話をするときは、なるべく高い声を出すようにすると安心してくれるかもしれません。
4.早口で話す
早口でまくし立てるように話す人も、猫は苦手だと感じることが多いようです。猫は簡単な単語であれば多少は理解できると言われていますが、早口で話されると何も理解することはできません。
私たち人間でも、まくし立てるように話されると少し圧を感じてしまいますよね。猫を話し相手にするのであれば、少しゆっくり話しかけるようにしてあげましょう。
5.目を見て話す
会話をするときは目を見て話す、というのは人間界でのルールです。猫界でのアイコンタクトは「威嚇をしている」という意味があるので注意が必要です。
飼い主との信頼関係が築けている猫であればそこまで問題はありませんが、あまり親しくない猫に対して目線を合わせに行くと、嫌われてしまう可能性があるので気を付けましょう。
猫に好まれる話し方をしよう
猫と話をするときは、猫が怖がらず安心できるトーンで話すことが大切です。
- 穏やかに話す
- 優しく話す
- ゆっくり話す
- 大きく動かない
といったことを意識して話しかけてみましょう。
また、猫の目線に合わせて体を低くすることも効果的です。じっと目を見つめてしまうと警戒されるので、視線が合ったときは逸らしたりゆっくりまばたきをしたりして敵意がないことを示しましょう。
男性や地声の低い女性の場合は、少し意識して高い声を出すと猫を怖がらせずに済みます。
まとめ
猫は警戒心の強い動物なので、大きな声や動きに敏感に反応します。私たちも自分より大きな動物が目の前でそのような動きをしてきたら、恐怖を感じますよね。
一緒にいる時間が浅い猫や、友人の家などにいる猫と接する場合は、怖がらせないように意識して話をするようにしましょう。
猫に嫌われる話し方を知り、猫に好かれるようなコミュニケーションを取るようにしてくださいね。
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