愛猫が『飼い主さんのマネ』をしていると思しき行動3選 科学的に根拠がある話だった?!

2024-08-23 20:00

「もしや…わたしのマネしてる?」。愛猫といっしょに暮らしていると、そんなことをふと疑問に思った飼い主さんもいることでしょう。実は、海外の実験結果により、猫の“マネ”力(マネー力ではありません)の確かさが科学的に実証されました。今回は、その一端を挙げつつ、マネの可能性が高い行動を3つ紹介します。

猫はヒトマネができるのか?

鏡と子猫

実験したのは、ハンガリーのエトヴェシュ・ロランド大学で動物行動学を研究するクラウディア・フガッツァ博士です。日本の犬の訓練士さんに飼われている猫「エビスちゃん」に対し、犬の訓練法「Do as I Do法」を応用しました。

「Do as I Do法」とは、犬に前もって習得させた行動を人間が手本を示したうえで、「Do as I Do」(マネしてごらん)と声をかけ、再現してもらうトレーニングです。

具体的には、その場をくるくる回る、二本足で立つ、引き出しを開ける、横たわるなどの行動が含まれています。

犬向けの訓練法なので難しいかと思いきや、「エビスちゃん」は難なくクリア。ご褒美のおやつシステムを導入すると、16回のうち8割以上のマネ率を達成しました。さらに、別の実験で明らかになったのは、驚くべき結果です。

「Do as I Do法」を使って、箱に顔をこすりつける飼い主さんのマネをうながすと、「エビスちゃん」も同じように行動しました。つまり、「エビスちゃん」は、飼い主さんの顔と自分の顔を同じパーツだと認識できたわけです。

このことから、人間の身体の各パーツが自分の身体のどこに当てはまるのか、猫はちゃんと理解している、という結論が導き出されました。

1.ゴロンと横たわる

ベッドでくつろぐ猫

もともと猫はゴロンのプロです。床や廊下、テーブル、パソコンのキーボードの上など、お気に入りの場所で遠慮なくゴロンと横たわります。いわば、生まれながらの脱力名人です。

たとえば、ゴロン中の愛猫の姿がどうしても人間に見えてしまう場合、もしかすると、普段の飼い主さんをマネしているのかもしれません。ソファーに横たわりながら、テレビを見たり、音楽を聞いたり、スマホをいじったり。クールなように見えても、愛猫は飼い主さんの行動を熱視線でひそかに観察しています。

さらに、猫は飼い主さんのことを「巨猫」と認識しています。寄り添うように同じポーズでゴロンと横わたるのは、同じ猫として信頼関係が築けている証拠です。猫同士の親和行動のひとつと考えてもいいでしょう。

2.引き出しを開ける

引き出しを開ける猫

前述した実験にもある通り、猫は引き出しを開けるのも上手です。日頃から飼い主さんの行動を見抜き、どうやれば開くのか、しっかり心得ています。

とりわけ、フードが収納されている引き出しの場合は、愛猫にとってホットスポットです。飼い主さんのいない隙を狙って、無断で開けることもあります。

猫は基本的に快や喜びを求める動物で、引き出しの向こうにフードの山が眠っていると思えば、ダメと言われても開けてしまいます。もしうまくお宝(フード)をゲットできたら、ひとつの成功体験です。以降、繰り返し「犯行」を重ねてしまうかもしれません。

猫用のフードならまだしも、雑貨などの小物類、あるいは、チョコレートなど、猫にとって有害になるものが入っている引き出しを開けてしまうと、誤飲・誤食につながります。念のため、子供用のストッパーなどできちんと対策することが重要です。

3.クワァーッとあくびする

あくびする猫

誰かがあくびすると、つられてあくびしてしまう。みなさんも経験があるかもしれません。猫も同じで、飼い主さんのあくびがきっかけで、自分もあくびしてしまうことがあります。

ヒトの場合、お互いに友好的な関係であればあるほど、あくびの伝播率が高いと言われています。つまり、家族や恋人、親しい友人同士の間では、特にうつりやすいということです。

朝の満員電車で一人があくびしたとたん、車両内にいる全員がつられて一斉にあくびする…実際は、見知らぬ者同士ゆえにそんな展開にはなりません。

愛猫が飼い主さんのあくびにつられるのは、何よりも好ましい相手だと認識しているからです。もっと言えば、「好き!」の遠回しのメッセージと受け取ってもいいかもしれません。あくびが伝染するほどの深い仲、というわけです。

まとめ

ハイタッチする猫

愛猫暮らしは、不思議がいっぱいです。みなさんも日々、奇妙な行動に驚かされていることでしょう。今回は、猫の“マネ”力のスゴさを示す実験結果を紹介しました。

背景には、猫ならではの卓越した観察力があります。愛猫にとって、飼い主さんの存在は広い意味で環境の一部です。日頃から鋭い観察眼を通して、チェックするのは当たり前のことかもしれません。

これからも愛猫と楽しく暮らしながら、あくびがうつるほどの親密な関係をキープしてください。

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