アメリカ軍がアフガニスタンから撤退する際に起きた自爆テロで、アメリカ兵を含む180人以上が死亡してから3年が経ち、トランプ前大統領は「アメリカは世界の笑いものになった」とバイデン政権を批判しました。
【動画】米兵13人犠牲のカブール自爆テロから3年 トランプ前大統領「アメリカは世界の笑いものになった」バイデン政権批判
アメリカ軍が、アフガニスタンからの撤退を完了しようとしていた2021年8月、首都カブールの空港前で自爆テロがあり、アメリカ軍の兵士13人を含む180人以上が死亡しました。
テロから3年が経った26日、トランプ前大統領はアーリントン墓地で花を手向け、亡くなった兵士を追悼しました。
また、SNSに「我が国の歴史上、最も恥ずかしい瞬間となったぶざまなアフガン撤退から3年。その後、ロシアはウクライナに侵攻し、イスラエルは攻撃を受け、アメリカは世界の笑いものになっている」と投稿し、バイデン政権を批判しました。
一方、ハリス副大統領は声明で、亡くなった兵士らを追悼するとともに、バイデン大統領の軍の撤退の判断を「勇気があり正しかった」と擁護。
「これまでの3年間、軍隊を派遣しなくてもテロリストを排除することに我々の政権は成功してきた」と強調しました。