「良好な治安の確保こそが復興の礎」福島の被災地域の復興を治安の面から支援　警察庁長官が県警幹部らに指示　原子力発電所警備の徹底や自然災害への備えの強化も要請

警察庁の露木長官はきょう、福島県警を訪問し、「良好な治安の確保こそが復興の礎だ」と述べ、引き続き警察活動を通じて被災した地域の復興を支えていくよう求めました。

警察庁　露木長官
「良好な治安の確保こそが復興の礎であるとの認識の下で、引き続き関係機関・団体と連携した警戒警らや巡回連絡、職務質問等を強力に推進し、住民の安心感の醸成に努めていただきたい」

警察庁の露木長官は、きょう午後、福島県警の幹部らおよそ80人を前にこのように述べた上で、原子力発電所の警備にも万全を尽くすとともに、近年頻発している大規模な自然災害への備えも強化するよう指示しました。

露木長官はあす（4日）、福島第一原発を訪れ、発電所内の警戒、警備の状況などを視察する予定です。