自民党の茂木幹事長は、きょう、総裁選への出馬を正式に表明しました。「増税ゼロ」の政策推進を訴え、岸田政権が掲げた防衛増税などの方針を見直す考えを打ち出しました。
【動画】茂木幹事長 自民党総裁選への立候補正式表明 「増税ゼロ」の政策推進訴え 防衛増税など見直しを打ち出し
自民党 茂木敏充 幹事長
「成長戦略による税収アップなどによって新たな財源を確保し、『増税ゼロ』の政策推進、これを実行していきます」
午後、総裁選への出馬を正式に表明した茂木氏(68)は、岸田政権下で行う予定だった防衛増税や子育て支援金の保険料の追加負担、それぞれ1兆円については停止し、新たな財源確保策で対応すると訴えました。
岸田政権の防衛増税を見直す発言に党内からは、「日本の同盟国に対して不安を与えることになる」など、批判の声も上がっています。
また、争点の一つである政治改革について茂木氏は、これまで自身も党から受け取っていた「政策活動費を廃止」し、「党のすべての収入と支出を見える化する」と語りました。