岸田総理は、自身の後任となる自民党総裁には、「これまで進めてきた外交・経済などを維持・発展させてほしい」と述べ、総裁選を政策本位のものにすべきとの考えを示しました。
【動画】岸田総理 これまでの政策の継続求め“政策本位の総裁選にすべき” “派閥の縛りないので自立した議員としての見識問われる”
岸田総理
「たくさん候補者が出ているとか、あるいは誰が有力であるとか、さらには誰がキングメーカーであるとか、こういったことばかりマスコミで取り上げられるわけでありますが、今、日本が進めてきた政策、外交においても、経済においても、人口減少問題についても、この政策をしっかりと維持して、そして未来に発展させることができる候補者は誰なのか。これをしっかり見極めていただくこと、これも大変重要なポイント」
岸田総理は、山梨県で行われた自民党議員の研修会で講演し、総裁選について「これまで進めてきた政策を維持し、発展させる候補者が誰かをしっかり見極めることも重要なポイントだ」と指摘しました。
さらに、次のリーダーは引き続き政治の信頼回復に先頭に立って臨むべきとしたうえで、「派閥の影響、縛りがないので、自民党議員一人一人が自立した議員として、それぞれ判断、見識が問われる」と訴えました。