先月8日、宮崎県で最大震度6弱を観測した日向灘を震源とするマグニチュード7.1の大地震に伴い、千葉県の房総半島や小笠原諸島でもわずかな津波を観測していたことがわかりました。
先月8日、日向灘でマグニチュード7.1の大地震が発生し、宮崎県日南市で最大震度6弱の非常に強い揺れを観測しました。
この地震に伴い、宮崎港で最大51センチ、日南市油津で40センチなど、11の観測点で津波が観測されていましたが、気象庁がその後、詳しく分析したところ、種子島西之表で10センチ、高知と愛媛県の宇和島で7センチ、千葉県の館山市布良と小笠原諸島の父島二見で6センチなど、あわせて9つの観測点で10センチ以下のわずかな津波が観測されていたことがわかりました。
気象庁は、「これくらいの高さの津波は若干の海面変動で、想定の範囲内」としています。