アメリカのトランプ前大統領が再び暗殺未遂の標的となったとみられることを受け、バイデン大統領は警護にあたるシークレットサービスの体制強化が必要だという考えを示しました。
アメリカ バイデン大統領
「ひとつ、はっきりさせておきたい。シークレットサービスにはさらなる支援が必要だ。さらなる支援が必要なのだとすれば、議会はその必要性に答えるべきだ」
アメリカのバイデン大統領は16日、要人警護を担当するシークレットサービスの体制強化が必要だという考えを示しました。まずは人員の増強が検討課題になると指摘しています。
再び暗殺未遂の標的となったとみられるトランプ前大統領の警護はシークレットサービスが担当していますが、現職大統領に比べると警護にあてられる予算や人員は限られているということで、今後、アメリカ政府や議会などで体制強化をめぐって議論されることになりそうです。