プライオリティ・パスの調査により、スポーツファンや音楽ファンが旅行体験に求めるものが明らかに
• アジア太平洋地域のスポーツ/音楽ファンの4分の3以上(80%)が、過去3年間に空路でイベントに参加した、または今後1年以内に参加する予定
• 観戦目的の旅行で最も多いスポーツは、サッカー、バスケットボール、オリンピック、F1、テニスの5つ音楽観光を牽引するのは、ロック・イン・リオ、コーチェラ・フェスティバル、テイラー・スウィフト
• アジア太平洋地域のイベント旅行者の半数以上が空港ラウンジ、スリープポッド、スパなどの空港体験を利用
シンガポール, 2024年9月17日 /PRNewswire/ -- プライオリティ・パスの所有・運営会社であるコリンソン・インターナショナルはこの度発表した調査レポート『スポーツ/音楽観光がもたらす価値』を通じて、消費者は応援するスポーツチームの試合や人気アーティストのライブを体験するために、どの程度旅行をしたいと思うか、またどの程度の出費をするかについて明らかにしました。この調査によると、大規模なスポーツ/音楽イベントが開催される今年の夏、アジア太平洋地域のイベント目的の旅行者のうち、「過去3年間に空路による旅行をした、または今後1年以内にそのような旅行をする予定がある」と回答した割合は、スポーツ観戦目的で5分の4以上(85%)、音楽イベント目的の74%にのぼりました。また、その半数以上(53%)が年に2回以上、19%が3回以上イベントに参加しています。
旅行欲をかきたてる
サッカーは世界的な人気スポーツであることから、当然ながら最も忠実なファン層がおり、アジア太平洋地域では70%のファンが応援するチームの試合を観戦するために各地に足を運んでいます。同地域では、観戦目的で旅行するファンの割合が2番目に高いのはテニス(28%)となっており、その後にバスケットボール(25%)、F1(23%)、オリンピック(22%)と続きました。一方、世界全体で最も多くのファンを惹きつける音楽イベントとしては、ロック・イン・リオ、コーチェラ・フェスティバル、トゥモローランドなどの回答が最も多かったほか、人気アーティストではテイラー・スウィフト、トラヴィス・スコット、ヴァスコ・ロッシ、エド・シーランなどの名前が挙がりました。
アジア太平洋地域のイベント旅行者が今後スポーツ/音楽イベントを観に行きたい場所については、シドニーがトップ(35%)で、ロンドン(21%)、ニューヨーク(17%)、パリ(16%)、ドバイ(15%)と続きました。
旅行者はスポーツや音楽イベントによって旅行欲がかきたてられ、世界の隅々まで駆けつけます。同地域の旅行者の82%がスポーツや音楽イベントのために新しい都市や国へ旅行したことがあり、ファンはスポーツや音楽への情熱を満喫しながら、異なる文化や場所を体験することができます。
イベントの1~3日前に到着したいと回答した割合は、スポーツファンで87%、音楽ファンで89%、またイベントの1~3日後も滞在したいと答えた割合は、スポーツファンで85%、音楽ファンで86%となりました。これは旅行者に新たな体験と思い出をもたらすだけでなく、地元の企業にとっても大きな成長機会となります。
旅を格上げする
アジア太平洋地域のイベント旅行者の半数以上(52%)が、空港ラウンジ(34%)、ゲームラウンジ(15%)、スリープポッド(16%)、スパ(13%)などの空港体験を利用していると答えました。同地域のスポーツ/音楽ファンが空港ラウンジを利用する理由については、「試合観戦やライブ鑑賞の前後にリラックスしてくつろぐため」が最も多く(スポーツファンでは58%、音楽ファンでは59%)、次に空港での「飲食」(スポーツファンの56%、音楽ファンの57%)となりました。
世界的にみて、空港ラウンジを利用する割合は、旅行全体の支出額が高い人ほど高くなります。また興味深いことに、バスケットボール、F1、オリンピックを観戦する旅行者がラウンジを利用する割合は、それぞれ48%、45%、44%と高く、支出額も最も多くなっています。
お金を落としてくれるファン
好きなチームやアーティストを観るために旅行することは、単なるイベントのための移動ではなく、立派な旅なのです。消費額が大きいのはスポーツファンであり、アジア太平洋地域では57%が、1回の旅行で1人あたり500ドル以上を支出すると回答しました。世界全体でみると、最も支出額が大きいのは25~34歳の年齢層で、スポーツ観戦旅行者の3分の1(33%)、音楽イベント目的の旅行者の31%が、1,000ドル超を支出すると答えています。さらに、半数弱(44%)が空港で通常100ドルを消費すると回答しています。
「大試合を観衆の中で見守ったり、音楽フェスティバルで好きなアーティストを観たり、ライブイベントに勝るものはありません。それに、世界中を旅する体験が加わるのです。スポーツや音楽イベントのために国内、海外旅行をする人はかつてないほど多くなっています。さらに今年は、夏に世界中で大型イベントが開催される特別な年です。」 コリンソン・インターナショナル(プライオリティ・パス所有・運営会社)CEO クリストファー・エバンス「当社が今般発表したグローバル調査レポートにより、スポーツ/音楽ファンはイベントのために遠くまで駆けつけるだけでなく、これらの旅行をさらに思い出深いものにするため、より充実した旅行体験を求めていることが明らかになりました。プライオリティ・パスは、シームレスでプレミアムな空港体験を通じて、旅を格上げします。世界145カ国、700以上の空港でラウンジや旅行体験を提供しており、この夏、どこに旅行しても豊富な選択肢があります。」
「アジア太平洋地域の多くの旅行者は、参加するイベントと同様、旅自体も思い出深いものにしたいと考えています。」 コリンソン・インターナショナル グローバル・チーフ・コマーシャル・オフィサー兼アジア太平洋地域担当プレジデント トッド・ハンドコック「私たちは新たな土地を探求したいという旅行者の情熱を理解し、それに共感しています。空港ラウンジへのアクセスや旅行体験などの、プレミアムな旅行特典を提供することにより、会員の皆様の旅(「人生最高の旅行」となるものも含め)をあらゆる面で楽しく、ストレスフリーに、そしてプライオリティ・パスによって少しでも特別なものとなるよう努めています。」
詳しくは、こちらのレポートをご覧ください。
編集者向け注記
本調査は、プライオリティ・パスの所有・運営会社であるコリンソン・インターナショナルが第三者機関に委託して実施したものです。本レポートの内容は、ここに記載されているいかなる関係者からの支持・同意を得ているものではありません。
調査手法:本調査は、プライオリティ・パスの所有・運営会社であるコリンソン・インターナショナルの第三者機関への委託により、17の国・地域の8,537人の旅行者を対象に実施されました。調査対象先:オーストラリア(505)、ブラジル(502)、コロンビア(503)、フランス(501)、ドイツ(503)、香港(501)、インド(502)、イタリア(504)、メキシコ(502)、ペルー(503)、サウジアラビア(501)、シンガポール(503)、スペイン(501)、タイ(503)、UAE(501)、英国(502)、米国(500)。アンケート調査は、2024年6月にオンライン形式で行われました。
通貨単位は米ドル。
プライオリティ・パスについて
プライオリティ・パスは、世界の市場をリードする独自の空港体験プログラムです。現在、145カ国、725以上の空港で、1,600カ所以上の空港ラウンジや空港体験を利用できるサービスを提供しています。スパやスリープポッド、レストランなど、会員向けのプレミアムな体験を拡充し、旅を特別な体験に変えるお手伝いをしています。一流ブランドと提携を通じて、世界全体でより良い旅行体験を提供していきます。
プライオリティ・パスは、コリンソン・インターナショナルが運営しています。同社は、世界中を安心して旅行できるようサポートすることを理念とするグローバルな民間企業です。