犬が叱られると見せがちな4つの態度や仕草とは 効果的な正しい叱り方についてもご紹介

2024-09-29 11:00

愛犬は叱られたとき、どんな態度や仕草を見せがちでしょうか。どんな態度や仕草であっても、飼い主として叱るべきことならきちんと叱らなくてはいけません。そこで今回は、犬が叱られたときに見せがちな態度や仕草について、効果的な正しい叱り方もあわせて解説します。

犬が叱られると見せがちな態度や仕草

上目遣いの犬

みなさんの愛犬は、叱られたときにどのような態度や仕草を見せがちでしょうか。

叱られているときに見せる仕草や表情、行動から、犬がどのような気持ちでいるかを知ることができます。

今回は、犬が叱られると見せがちな態度や仕草について解説します。愛犬が叱られたとき、ぜひよく観察をしてみてください。

1.悲しそうな顔をする

叱られているときに、しょんぼりと悲しそうな顔をして飼い主さんの顔をチラチラと見たり、伏せて上目遣いになって見つめたりする犬は多くいます。

このような表情を見ると、飼い主さんは「叱りすぎたかな?」「わかったならいいよ」と許すこともあるのではないでしょうか。

確かにこのような表情を見せる犬をさらに叱る気持ちにはならないと思います。しかし、上目遣いになって悲しげな顔をしているからといって、叱られている問題自体を反省しているとは限らないので注意が必要です。

犬が悲しそうにしているのは、単純に飼い主さんが怒っていることに不安を感じているだけということもあります。そのため、叱られている内容自体は理解していないことも多いのです。

2.カーミングシグナルを見せる

叱っているときに、ふっと目をそらしたり、あくびをしたり、体を掻いたりする愛犬の様子を見て、さらに叱ってしまったという経験がある飼い主さんもいるかもしれません。

このような態度を見ると「話を聞いていない!」「反省していない」と怒りが増してしまうかもしれませんが、実はそうではないのです。

叱られているときなど緊張感のある場面で犬がこうした仕草を見せた場合、自分や相手の気持ちを落ち着かせるための「カーミングシグナル」というボディランゲージの可能性が高いと考えられています。

怒っている飼い主さんに「もうわかったからやめて」「落ち着いて」と、伝えようとしているのかもしれません。こうしたとき、犬には強いストレスがかかっているので、叱り方について一度見直してみることをおすすめします。

3.飼い主さんの手を舐める

叱っている飼い主さんに近づいてきて、手を舐める犬がいます。

これは、カーミングシグナルと同様に、怒っている相手の気持ちをなだめようとしていることが考えられます。

「ごめんなさい」と反省しているようにも見えますが、必ずしもそうではなく、あくまで飼い主さんの気持ちを落ち着かせようとしていることが多いようです。

4.おもちゃを持ってくる

叱っているときやその直後に、飼い主さんのところにおもちゃを持ってくる犬もいます。

こうした様子を見て、「反省してない!」「全然聞いていない」と思うこともあるかもしれませんが、決して叱られていることを気にしていないわけではないのです。

普段おもちゃを持っていくと飼い主さんが笑ってくれたり、遊んでくれたりすることを覚えていて、どうにか飼い主さんに笑ってもらうためにこうした行動を取ることがあります。

イライラしたり怒ったりしている飼い主さんを見るのが苦手な犬は多く、できるだけ笑って欲しいと思うのは自然なことだと思います。

犬に伝わる効果的で正しい叱り方

ドーベルマンに指示をする犬

犬の叱ることは必要なことですが、正しい叱り方をしなければ意味がなく、必要以上のストレスをかけてしまう可能性もあります。

犬に伝わりやすい正しい叱り方のポイントを紹介するので、ぜひ押さえておきましょう。

短い言葉で叱る&正しい行動を教える

犬を叱るときは、「ダメ!」「NO」など短い言葉を使って端的にはっきりと叱ることが大切です。

犬は人間の言葉を正確に理解しているわけではないため、お説教のように「文章」で叱ってもまったく伝わりません。

飼い主さんが怒っているという不穏な空気だけは伝わりますが、何が悪かったのか、どうすればいいのかということはお説教では理解させられないのです。

まずが短い言葉で叱り、その行動がいけないことだと伝えます。その後、正しい行動に誘導してほめるということをセットにして、「してほしくないこと」と「望ましいこと」を教えてあげてください。

「現行犯」のときに叱る

犬を叱るうえで、もうひとつ大切なことがタイミングです。効果的に叱るためには「現行犯」のときに叱らなければなりません。

留守番中にしたいたずらを、飼い主さんの帰宅後に叱っても、何を叱られているのか理解できないということは少なくありません。過去のことを叱られても、言葉が理解できない犬は、なぜ飼い主さんが怒っているのかわからないのです。

いたずらや問題行動は、その行動を起こしているタイミングで叱るようにしましょう。それができない場合は、無視をしたり冷静な態度で接したりするようにしてください。

まとめ

叱られて下をみる小型犬

今回は、犬が叱られると見せがちな4つの態度や仕草について解説しました。

犬と一緒に生活をしていると、叱ったり指導したりする機会は多くあると思います。そのようなとき、叱られている犬がどのような気持ちでいるかを理解することは、よりよいコミュニケーションを取ったり、効果的で正しい叱り方をしたりするために役立ちます。

犬の仕草や態度、行動からは様々なことが読み取れるので、言葉でコミュニケーションを取れない犬の気持ちを把握するために、しっかりと観察するようにしましょう。

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