自民党・総裁選で「ポスト岸田」の座を石破総裁と最後まで争った高市早苗氏が、最後の大臣会見に臨みました。
高市早苗衆院議員
「私が就任以来、必ず成し遂げたいと申し上げてきたセキュリティクリアランス制度について、今年の通常国会で重要経済安保情報保護活用法をお認めいただくことができました」
およそ2年2か月にわたる大臣としての職務を振り返った高市氏は、「経済安全保障を巡る情勢は変化のスピードが非常に速い」としたうえで、後任に内定している城内実氏には「取り組むべき措置について不断に点検・把握をして、関係省庁の先頭に立って対処してほしい」とエールを送りました。
自身の今後については、地元に戻って衆議院選挙の準備を進めるほか、自分の選挙区以外の選挙応援にも取り組んでいくとしています。
その上で、再び選出されれば「いち議員として、積み残した政策の課題についてしっかり党内で発言をして、働かせていただきたい」と語りました。