■プロ野球 DeNA 3-1 広島(1日・横浜スタジアム)
DeNAは広島に逆転勝利を飾り、CS進出へ大きく前進した。試合は1点を追う4回裏、1死満塁から6番・桑原将志(31)に適時二塁打が飛び出し逆転に成功。続く7番・戸柱恭孝(34)も適時打を放ちリードを広げた。投げては先発・ジャクソン(28)が7回1失点の好投で8勝目。リリーフ陣も粘投で広島打線に反撃を許さず。
前日の試合では先発の吉野光樹(26)が6回無失点の好投で無安打無失点の好投、続く伊勢大夢(26)、佐々木千隼(30)も繋ぎ8回までノーヒットで抑えた。9回森原康平(32)が2安打を浴びるも無失点で抑えた。打っては6回、宮﨑敏郎(35)が第14号2ラン本塁打が決勝点となり完封勝利を飾った。
4位・広島と2ゲーム差で迎えたこの試合は先発マウンドにジャクソンが上がった。ジャクソンは試合前まで7勝7敗、防御率2.98をマーク。前回登板となった9月25日の巨人戦(横浜スタジアム)では6回無失点の好投で勝利投手に。今回の登板が25試合目の登板となった。
ジャクソンの立ち上がりは1回先頭の秋山翔吾(36)を空振り三振、2番・矢野雅哉(25)を見逃し三振に。続く3番・野間峻祥(31)に死球を与え出塁を許したが4番・小園海斗(24)を二ゴロに打ち取り無失点で凌いだ。
打線はその裏、広島の先発・森翔平(26)に対し先頭の梶原昂希(25)が中飛、2番・牧秀悟(26)が一飛に。3番・佐野恵太(29)が一直に倒れ三者凡退に終わった。
しかし3回表、1死走者無しから1番・秋山に四球、2番・矢野に中安打を放たれ1死一、三塁のピンチを背負った。3番・野間の打球は二ゴロも、その間に三塁走者の秋山が本塁へ生還し先制点を許した。
1点を追う打線は4回裏、この回先頭の2番・牧が左安打、4番・オースティン(33)が中安打、5番・宮﨑が左安打を放ち1死満塁のチャンスを迎えた。続く6番・桑原の打球はライトへの適時二塁打となり逆転に成功。さらに7番・戸柱にもセンターへの適時打が飛び出し3ー1に。
2点のリードに変わり終盤8回から2番手・伊勢大夢(26)がマウンドに上がると9番・韮澤雄也(23)を三邪飛に打ち取り1死を奪った。しかしここで伊勢は緊急降板。3番手でディアス(25)が登板すると走者を背負うも無失点に抑えた。
3ー1のまま9回表は4番手・森原康平(32)が広島打線を抑え試合終了。DeNAは広島との直接対決に勝利しCS進出に大きく近づいた。