犬飼いさんにしか分からない「あるある」があると思いますが、そのなかでも小型犬の飼い主さんに共通する「あるある」はどういったことがあるのでしょうか。共感できることから意外な一面まで幅広くご紹介します。
小型犬にまつわる「あるある」
住宅事情の変化などにより、国内では小型犬の飼育頭数が圧倒的に多く、道行く中でも体の小さい小型犬をよく見かけると思います。
今回は、そんな愛らしい小型犬にまつわる「あるある」をご紹介します。
1.足元にいることに気が付かない
小型犬を飼っている方なら、うっかり踏みそうになり「危ない!」と叫んでしまった経験があるのではないでしょうか。
体の小さい小型犬は死角に入って見えなくなることも多く、いないはずはないのに「どこ行った?」と見失ってしまうことがあるようです。
避け切れずに手足を少し踏んでしまって「キャン!」と鳴かれてしまったり、とっさに愛犬を守ろうと飼い主さん自身が転んでしまった…ということもあるかもしれません。
愛犬の姿が見当たらないときは、ご自身の足元付近から探してみると良いですね。小型犬と暮らすには、お互いケガなどしないよう注意が必要です。
2.家の中で見失う
前述した状況と似通ってはいますが、体が小さくチョコチョコと歩く小型犬は家の中で行方不明になりがちです。ドアを開けたとき、気が付かないうちに入っていて愛犬を閉じ込めてしまった…なんてことも珍しくないようです。
必死に探していたらふと遠くから「ご主人なにしてるんですか…?」とキョトンとした顔でこちらを見る愛犬に気付いて安堵した…ということも『あるある』のようですよ。
3.ピンチのときの上目遣い
「うちの子、イタズラっ子で困っちゃう」そう思う飼い主さんは多いと思います。イタズラに小型犬も大型犬も関係はありませんが、その小さな体を低くして、うるうるとした瞳で「ごめんなさい…」と反省している姿を見ると怒れなくなってしまうようです。
視覚的な部分からも「こんなに小さくなってる子を叱るのは可哀想」と思うのかもしれません。しかし数日後にはまた同じイタズラを繰り返す…小型犬の飼い主さんであれば思い当たるのではないでしょうか。
4.意外と気が強い
小型犬はその体格的なイメージから「大人しく優しい」と思っている方も少なくないようです。飼い主さんに抱っこされるのが好きな愛玩犬、との印象が強いことも言えるでしょう。
ですが、小型犬は接する対象が自分より大きいものであることが多いため、警戒心が強い傾向にあります。相手に対峙するために吠えて威嚇するなど「気が強いなぁ…」と思われる行動をとるのです。
中型犬や大型犬と多頭飼いしている飼い主さんは「意外とおチビの方が頼りになる!」と思う瞬間があると思います。
5.散歩が大好き
小型犬と聞くと「散歩は必要?」「短い時間で大丈夫だよね?」こんなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
確かに『散歩=長時間歩く』ことではありません。その体格から中型犬や大型犬に比べるとそれほど長い時間の散歩は必要ありません。過度に歩かせてしまうと骨や関節を痛めてしまう危険性もあります。
しかし犬の散歩は運動不足解消の他、ストレス発散や匂いを嗅ぐことで知的好奇心を満たしてあげる重要な役割を担っています。
「ご主人と一緒にお散歩楽しい♡」と、短い時間の散歩でも、飼い主さんとコミュニケーションがとれると喜んでいる小型犬は多いものです。
6.洋服をたくさん買ってしまう
一昔前では考えられないほど犬用の洋服やアクセサリーは種類豊富に販売されています。ペットショップなどの他、ネット通販も盛んです。
特に小型犬は、中・大型犬に比べて圧倒的にバリエーションに富み、値段も安価に設定されています。
ついついあれもこれも…と愛犬のために購入してしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。ふと冷静になると「これって着る機会あるかな…」と我に返ることも『あるある』として珍しくないようです。
愛犬の動きを制限しない、負担がなく体に合った洋服や小物を選んでくださいね。
7.想像以上に大きくなった
例えば、小型犬で人気が高いトイプードルやポメラニアンの平均体重は3kg前後です。ところがいざ育てているうちにどんどん大きくなり6kg、7kgを優に超えてしまった…なんて話も意外とよく耳にします。
体が小さいので少し体重が増えただけで視覚的にかなり大きくなったように感じるのでしょう。ただし、元々の骨格や筋肉量によって適正体重は異なります。犬種の平均体重はあくまで目安ですので、かかりつけ医に愛犬のベスト体重をきいてみることをおすすめします。
まとめ
小型犬にまつわる「あるある」をご紹介しましたが、当てはまる項目はありましたか。
これから小型犬のお迎えを検討されている方も、ぜひ参考にしていただければと思います。
他の小型犬「あるある」も探して、ご家族や飼い主さん同士で共有してみてください。新しい発見があって楽しいかもしれません。
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