いよいよ明日12日(日本時間)、地区シリーズ突破をかけてドジャースvsパドレスの第5戦が行われる。
ドジャースは11日、公式SNSで山本由伸(26)が大一番で先発登板することを発表した。パドレスはダルビッシュ有(38)が先発するため、ポストシーズン史上初の日本人先発投手による投げ合いが実現する。
山本は地区シリーズ第1戦に先発し、3回5失点で降板したが、大谷翔平(30)の3ランなどで打線が奮起し逆転勝利。この日の山本はキャッチボール、遠投を経て、ブルペンでは捕手を座らせて11球を投げて調整した。
山本は対パドレス戦、レギュラーシーズンでは2戦で防御率12.00(6イニング8失点)。地区Sの第1戦を含めると防御率13.00で相性は良くないが、大一番で勝負強さをみせられるか期待が高まる。一方、ダルビッシュは第2戦で7回1失点と抑え込み、最終戦で再びドジャース打線の前に立ちはだかる。
崖っぷちから2勝2敗に持ち込んだドジャース。打線のキーマン・大谷翔平(30)は、第3戦の敗戦後に「シンプルにあと2勝するだけ」と話し、この日の会見では「相手に負けることなく強い気持ちを持って。打席に立てれば良い仕事ができるのではないかと思います」と自信をのぞかせた。
最終戦で勝った方がリーグ優勝決定シリーズへ。本拠地ドジャー・スタジアムで運命の一戦が行われる。