居酒屋チェーンを展開するワタミはサブウェイの日本法人を完全子会社化し、ファストフード事業に乗り出すと発表しました。
【写真を見る】ワタミが「サブウェイ」の日本事業を完全子会社化 ファストフード事業に参入…「ワタミのブランドもかなり年を取った。若者に人気のブランドに」渡邉美樹社長
ワタミ 渡邉美樹 会長兼社長
「『居酒屋大手のワタミ』という代名詞から『サブウェイのワタミ』という代名詞に変えたい。もうサブウェイしかない。サブウェイをやろう。どうしてもやりたい」
ワタミはサブウェイの日本法人を買収し、居酒屋を中心とした業態からファストフード事業に大きく舵を切ると発表しました。外食業界ではコロナ禍を機に大人数での宴会などが減ったことに加え、若者を中心にアルコール離れが加速。国内の人口減少もあいまって、市場は縮小傾向です。
ワタミ 渡邉美樹 会長兼社長
「ワタミのブランドもう40年経った。創業してかなり年も取ってきた。ワタミの宅食は高齢者向け。若者に人気のブランドにもう1回戻そうじゃないか」
一方で、ファストフードは今後も市場規模が拡大していくとみられ、現在178店舗のサブウェイを20年かけて3000店舗規模まで広げたい考えです。