日本共産党の田村委員長は今回の衆議院選挙で与党が過半数を割り込む見通しとなったことについて、「共産党が大きく貢献したことを確信している」と強調しました。
共産党・田村委員長
「自民党政治に対して、国民から激しい怒りと厳しい審判がくだされているということですから、その政治の中身が変わるように進めていかなければならないというふうに思います」
田村委員長は、機関紙の『しんぶん赤旗』が自民党が裏金問題で非公認とした候補者側に2000万円を支給したと報道したことを挙げ、与党の大幅後退は「共産党が大きく貢献したことを確信している」と強調しました。
また、今後の総理大臣指名選挙での対応については、「国民の利益にかなうように行動していきたい」と述べるに留めました。
野党協力についても「公約を実現していくために何が一番大切なのかということを判断の大きな基準として行動していく」としています。