今月27日に行われた衆議院選挙の結果、政治団体「日本保守党」が「政党」と認められ、百田尚樹代表は「ようやく政治のスタートラインに立てた」と語りました。
日本保守党 百田尚樹代表
「我々にとっては大きな一歩だなと思っております。日本保守党としては、ようやくスタートライン、政治のスタートラインに立てたかなという思いです」
今回の衆院選で日本保守党は3人が当選し、直近の衆院選か参院選での「得票率2%以上」という公職選挙法で「政党」と認められる要件を満たしました。
これについて百田代表はきょう(29日)、「政治のスタートラインに立てた」と述べたうえで、「日本を強くするには経済と安全保障は車の両輪」などとして、今後、消費税の減税や憲法改正を訴えていく考えを示しました。
また、百田氏は自民党との連携について、「党設立の趣旨と反するので基本的にない」と連携を否定しつつ、「国益になる部分は賛成する」との姿勢を示しました。
そのうえで来月11日召集の方向で最終調整が行われている特別国会での総理指名選挙については、決選投票になった場合に白票を投じる可能性も含めて「全ての可能性がある」と述べました。