東京・品川区で母子4人を殺害した罪で46歳の父親を起訴　東京地検

今年5月、東京・品川区の住宅で元妻と3人の子どもを殺害したなどとして逮捕された46歳の男について、東京地検はきょう付で殺人などの罪で起訴しました。

殺人と非現住建造物等放火の罪で起訴されたのは、無職の後藤祐介被告（46）です。

東京地検によりますと、後藤被告は今年5月、東京・品川区の住宅で▼元妻の高波冬美さん（当時37）と▼長女・鈴ちゃん（当時6）、▼次女・玲ちゃん（当時3）、▼長男・信ちゃん（当時2）のあわせて4人の首や胸を包丁で刺すなどして殺害した罪に問われています。

東京地検は後藤被告に対して、事件当時の精神状態などを調べる鑑定留置を行っていましたが、裁判で責任能力が問えると判断したものとみられます。

東京地検は後藤被告の認否を明らかにしていません。