犬を危険に晒す『散歩コース』5選 愛犬の命を守るために飼い主がすべきこととは?

2024-11-02 12:00

家とは違い、屋外にはさまざまな危険がたくさん潜んでいます。散歩コースによっては、愛犬を危険に晒してしまうこともあるので注意が必要です。今回は犬を危険に晒す『散歩コース』の特徴を紹介します。

今すぐ見直しを!犬を危険に晒す『散歩コース』5選

散歩中の犬

毎日散歩しているコースは、愛犬にとって安全ですか。屋外にはさまざまな危険が潜んでいるため、毎日通っている散歩コースが安全かどうか確かめてみましょう。ここでは犬を危険に晒してしまう散歩コースの特徴を紹介します。

1.毒性を持つ植物が生えている

道端や花壇に生えている草花、あるいは植えられている樹木によっては、犬が葉や実、枝を誤って口にしてしまうと毒を摂取してしまう恐れのある植物も生息しています。

  • イチイ
  • イヌサフラン
  • 彼岸花
  • 紫陽花
  • チューリップ
  • ナンテン

ほかにも多くの植物に毒性があるため、一度、飼い主だけで普段の散歩ルートを歩き、犬にとって毒性のある植物がないか確認してみましょう。

2.手入れが行き届いていない草むら

草むらに入る犬

手入れが行き届いていない草むらは、犬によっては積極的に入りたがる子もいるでしょう。しかし、手入れが行き届いていない草むらには、ノミやマダニ、蚊、そのほかにも虫やウイルスが潜んでいる可能性があります。

また、怪我の危険性も高まるので、手入れされていない草むらには近づかせないように気をつけましょう。

3.駆虫剤や除草剤が撒かれている場所

近所を散歩する時、駆虫剤や除草剤が撒かれる場合はお知らせが回覧板などで回ってくることがあります。このような知らせや掲示を見かけたら、しばらくの期間はそのルートを避けましょう。

万が一、犬が駆虫剤や除草剤を舐めてしまうと、嘔吐や下痢、ふらつき、痙攣などの症状が見られることが多く、最悪の場合、呼吸困難に陥り死に至る危険性もあります。

4.混雑している場所

人ごみを歩く犬

人の往来が激しく混雑している場所には、基本的に犬を近づけないようにしましょう。混雑している場所は犬にとって強いストレスとなりやすく、興奮しやすい場所だからです。突然走り出したり暴れたりする危険性も否めません。

また、人が密集している場所では、犬の足を踏まれてしまったり、無自覚に蹴られてしまうといった事故も起こりやすいです。このようなリスクを回避するためにも、人混みはなるべく避けてください。

5.車の交通量が激しい場所

車の交通量が激しい場所も犬にとっては緊張感や警戒心を高める場所です。普段は落ち着いている犬も興奮状態になりやすく、パニックを起こして脱走してしまう危険性があります。

また、気をつけていても車による交通事故に遭ってしまうリスクも考えられるため、なるべく車の交通量が激しい場所は避けるべきです。

愛犬の命を守るために散歩中の飼い主がすべきこと

アイコンタクトを送る犬

愛犬の命を守るためには、飼い主が散歩中にしっかり気を張り、周囲の様子を確認しながら愛犬に配慮する必要があります。

  • 危険な散歩ルートは極力避ける
  • リードは適切な長さで正しく持つ
  • 普段からリーダーウォークを練習しておく
  • なるべく歩道を歩く
  • 散歩中は愛犬から目を離さない

なるべく愛犬がストレスなく快適に散歩できるような道を選ぶことで、突然パニック状態に陥ったり危険な行動に出るリスクを下げることができます。

また、散歩中の事故は飼い主が少し目を離した隙に起こることが多いです。散歩中は愛犬から目を離さないように気をつけましょう。

まとめ

歩道を散歩する犬

いかがでしたか。犬にとって危険な材料が散歩コースにあると、思わぬトラブルに発展する恐れがあります。今回紹介した危険な散歩ルートはなるべく避けて、安全なルートを選んで散歩しましょう。

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