困難な市場環境下でも高い業績を維持、取扱量は安定化
チューリッヒ, 2024年11月6日 /PRNewswire/ --
• 売上高は前年同期比でオーガニックTDAベースで-5%減少、オーガニックベースで-3%減少し、市場環境や高い比較基準を考慮すると堅実な結果、取扱量は安定
• GBU別では、アデコが-5%減少。アジア、イベリア半島、EEMENA、ラテンアメリカで好調な結果を残したが、特にフランスや米国など厳しい市場環境に直面する地域がそれを上回った。アコディスは-5%減少したが、コンサルティング部門は+2%増加。LHHは-7%減少したが、人材紹介ソリューションは前四半期比で安定している
• 粗利益率は堅調な19.4%で、前期比で横ばい。取扱量の減少や現行のビジネス構成、堅実な価格設定を反映している
• SG&Aは9億2,500万ユーロに改善し、前年同期比で-5%減少。G&Aは前年同期比で-10%減少し、売上高の3.2%に相当
• 堅実なEBITAマージン3.3%、強力な一般管理費の節約、販売および配送能力の選択的保護を反映
• 営業利益1億6,200万ユーロ、純利益9,900万ユーロ、基本EPS0.59ユーロ、調整後EPS0.68ユーロ
• 営業キャッシュフローは1億2,100万ユーロ、タイミングの違いによる影響あり。フリーキャッシュフローは年初来で1億1,700万ユーロ、前年同期比で増加
• 「簡素化・実行・成長」アジェンダの継続的な実行:
• G&Aの削減効果は、2024年末時点で年間1億7,100万ユーロに引き上げ
• IT/デジタル計画の優先順位を再設定:AI導入の加速、グローバルデリバリーの拡充により、充足率と採用までの期間を改善
• 市場シェア拡大の実績は堅調、「簡素化・実行・成長」導入以降(2022年第3四半期)で報告ベースの相対売上成長は850 bps、年初来では290 bps増加
アデコ・グループ(Adecco Group)のCEOであるDenis Machuel氏は次のように述べています。
「当社は『簡素化・実行・成長』計画を引き続き順調に遂行しており、第3四半期の業績も高い比較基準を踏まえて堅調でした。マクロ経済環境は依然として厳しいものの、取扱量のトレンドが安定してきたことには期待が持てます。
当四半期には、さらにG&Aの削減を実現し、年末の年間ベースの売上高を押し上げることができました。AIの導入を加速し、上位25社のお客様へのグローバルデリバリーを拡大するために、IT/デジタル計画の優先順位を見直しました。これにより、採用担当者の生産性が向上し、充足率と充足までの時間が改善され、収益性の高い成長が実現します。この2年間の力強い進展を基盤に、市場シェアの獲得に引き続き注力しており、市場が回復する中で成長機会を捉えるためのリソースも配置しています。」
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