政府は石破総理が南米で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議と、G20=主要20か国の首脳会議に出席する際、中国の習近平国家主席と「会談を行うべく調整を進めている」と明らかにしました。
林芳正官房長官
「今般、APEC、G20のためペルー、ブラジルを訪問する機会に習近平国家主席との会談を行うべく調整を進めておるところでございます」
石破総理は11月14日から21日まで、APECとG20の首脳会議に参加し、その間、アメリカのバイデン大統領や韓国の尹大統領ら各国の首脳と会談する意向を示しています。
林官房長官は12日の会見で、中国とも「数多くの課題や提案が存在している中で、首脳レベルを含めたハイレベルの対話や意思疎通は重要」とした上で、習主席と会談を行うべく調整を進めていることを明らかにしました。
このほか、政府関係者によると石破総理はG20に出席した後ニューヨークへ向かい、来年1月にアメリカ大統領に就任するトランプ氏との会談を検討しているということです。