「盲目のピン芸人」を自称する、お笑い芸人の濱田祐太郎さんが自身のXで、街中でさまざまな物や人にぶつかってしまうストレスを嘆きました。
【写真を見る】【盲目のピン芸人】 濱田祐太郎さん 点字ブロック上の 荷物や人にぶつかり 「心臓がぎゅって縮む」 生まれつきでも「嫌だって気持ちはなくならない」
濱田さんは「今日はついてない1日だった」と振り返り「点字ブロックの上に置かれてたキャリーバッグにつまずき、別の場所で点字ブロックの上で立ち止まっている人にぶつかり。」と、いずれも点字ブロックの上の荷物や人にぶつかってしまったことを綴りました。
そして「俺は生まれつきやけど」と断りつつ「何年たっても目が見えないのは嫌だって気持ちはなくならない」と、生まれてからずっと視覚障害を伴っているけれど、だからといって、それを甘受しているわけではないという実情を吐露しています。
続く投稿で濱田さんは、ぶつかったときに「大げさじゃなく心臓がぎゅって縮むような思い」と明かし「もういっそ白杖を振り回したくなる」と本音を綴りました。そして、そのことについて語った動画へのリンクを示しています。
その動画の中で濱田さんは “ぶつかってきた人が無意識なのか意識的なのか、見えていないから分からない” “自分が見えていないことによる罪悪感もある。自分が見えていればぶつからなかったのにという” と、幾重にもやってくる自問とストレスを抱えていて、”ろくでもない障害者って思われてもええけど 杖振り回して歩いてる方が楽なんかな” “「ぶつかりたくなかったらもうお前らが避けろ」みたいな” とさえ思ってしまうことを嘆いています。
しかし濱田さんはきっぱりと “思うことと、それを実際にやることは絶対に違うこと” と、自身のポリシーをしっかりと語り、守るべき事は守ると明言しています。
【担当:芸能情報ステーション】