就労資格のない中国籍の女を雇い自身が経営する中国人相手の風俗店で働かせたとして、中国籍の女が警視庁に逮捕されました。
入管難民法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍で風俗店経営者の陳立鳳容疑者(32)です。
陳容疑者はすでに逮捕されている経営者の男女4人などと共謀し、今年5月9日から10月5日までの間、東京・池袋の風俗店で、「留学」などの資格で来日し、就労資格のない中国籍の女2人を従業員として違法に働かせた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、陳容疑者の風俗店は池袋のマンションなどに16の部屋をもち、中国人の男性を対象に性的なサービスを行っていて、去年8月から今年9月までにおよそ5億8000万円を売り上げていたということです。
警視庁は今年10月に陳容疑者とともに店を経営していた中国人の男女2人と日本人の男2人、従業員の中国人の女16人を逮捕していました。
また、店を主導していたとみられる陳容疑者の夫で中国籍の男は逃走中だということで、警視庁は男を指名手配し行方を追っています。