日本語を学ぶ中国の学生が参加する作文コンクールの表彰式が15日、中国・北京で行われ、最優秀賞を受賞した学生が「日本と中国の交流に少しでも貢献したい」などと挨拶しました。
最優秀賞を受賞したのは、遼寧省にある大連外国語大学の林芳菲さんで、AI翻訳が発達した現在も、異文化交流においては人と人とが直接コミュニケーションをとることが重要だとする作文を日本語でまとめました。
最優秀賞 大連外国語大学 林芳菲さん
「(日中関係が)いまの難しい状況においても、日本語を学ぶことはすごく大切なことだと思います。将来もますます、学びを深めて頑張ります」
この作文コンクールは今年で20回目を迎え、中国の180を超える大学から2686点の応募があったということです。
金杉憲治中国大使は表彰式で挨拶し、「将来、日本と中国の懸け橋になっていただけることを祈念します」などと述べました。