年末の大掃除をもっと手軽に!花王の調査が示す意外な事実と解決策

2024-12-27 09:32

年末の風物詩とも言える“大掃除”。新しい年を気持ちよく迎えるための一大イベントだが、その実態を掘り下げてみると、多くの人にとっては“負担”として捉えられていることが明らかになった。特に忙しい現代社会では、大掃除に割ける時間が限られており、「面倒」「大変」と感じる人も少なくない。

花王株式会社が2023年に実施した調査によると、年末大掃除を実施した人の割合は約6割。一見高いように思えるが、逆に言えば4割の人が掃除をしなかったことになる。その理由として最も多かったのが「時間がない」と「面倒くさい」。では、どうすればこの“負担”を軽減し、掃除をもっと手軽にできるのか。花王はその答えとして“1カ所10分から”という新しい大掃除スタイルを提案している。

《調査で見えた!年末大掃除の現状と課題》

花王が実施した「年末大そうじに関する調査」により、日本の年末大掃除に関する実態と課題が浮き彫りになった。20代から50代を対象としたこの調査では、年末の恒例行事ともいえる大掃除の実施状況や理由、さらには改善のヒントまでもが明らかになった。

年末大掃除をしていない人が約4割!特に20代と50代に多い傾向

全体:Q1.あなたは2023年の年末に、自分自身で大そうじをしましたか?(n=412)<SA>

年代別:Q1.あなたは2023年の年末に、自分自身で大そうじをしましたか?(n=412)<SA>

調査によると、2023年に年末大掃除を「した」と回答した人は61.7%。一方、「しなかった」と回答した人は約4割の38.3%にのぼった。特に、20代と50代ではそれぞれ41.7%と高い割合を示しており、忙しい現代生活の中で年末大掃除が見送られる傾向が伺える結果となった。

年末大掃除を行う理由は「やり残し汚れ」の解消

Q2.(Q1で「大そうじをした」と回答)理由を教えてください。(n=254)<MA>

大掃除を行った人に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「新しい年を気持ちよく迎えるため」(50.4%)。次いで「やり残し汚れを掃除するため」(49.6%)が続いた。普段からこまめに掃除をしている人も多く、年末大掃除は普段手が回らない汚れを解消する機会として捉えられているようだ。

平均所要時間は「3時間以上」が4割超!

Q3. (Q1で「大そうじをした」と回答)そうじの合計所要時間(分)を教えてください。(n=254)<SA>

大掃除にかけた時間については、45.3%が「3時間以上」と回答。掃除範囲が広がる年末大掃除には、それなりの時間を要することがわかった。一方で、忙しい現代人にとってこの時間を確保することが課題となっているといえる。

大掃除をしない理由の1位は「面倒だから」

Q4. (Q1で「大そうじをしていない」と回答)理由を教えてください。(n=158)<MA>

一方、大掃除をしなかった人にその理由を尋ねると、最も多かったのは「面倒だから」(35.4%)。次いで、「年末に大掃除をする習慣がない」(32.9%)、「忙しかった」(28.5%)という回答が続いた。また、「普段からこまめに掃除しているから」(27.8%)という意見も一定数見られた。

後回しにされる“やり残し汚れ”は「窓・窓サッシ」が最多

Q5.やりたいと思っていても、後回しにしたり、やらないままにしてしまう場所はどこですか?(n=442)<MA>

掃除したかったが後回しになった箇所として挙げられたのは、「窓・窓サッシ」が最も多く55%。次いで、網戸(49%)、換気扇・レンジフード(47%)が続いた。これらの場所は普段の掃除では手が届きにくく、年末でもつい後回しにされる傾向が強いようだ。

短時間&手間を減らす工夫が鍵

Q6. (Q1で「大そうじをしていない」と回答)年末の大そうじがどのようなものだったら前向きにできると思いますか。(n=158)<MA>

大掃除を前向きに行える条件について尋ねると、「短時間でできる」が67.4%と最多。次いで、「手間がかからない」(59.5%)、「少ない掃除用具でできる」(30.4%)という結果が得られた。短時間で効率よく進められる工夫が、大掃除未実施者を動かすカギとなる可能性が示された。

忙しい人にぴったり!“1カ所10分から”の新提案》

こうした背景を踏まえ、花王が提案するのが“1カ所10分から始めよう”という新しい大掃除スタイルだ。この提案では、大掃除を短時間で効率的に進めるための具体的なメニューが特設サイト「年末大そうジム」で公開されている。

たとえば、時間がかかると敬遠されがちな「網戸」の掃除には、花王のクイックルワイパーを使用。水を使わず、短時間でホコリや汚れを落とせる方法が紹介されている。

<用意するもの>
✓クイックルマグネットワイパー
✓クイックルワイパー立体吸着ウエットシートSTRONG
【POINT!冷たい水を使わずにササッとできる!】
1.クイックルマグネットワイパーの柄を短くセット!
2.クイックルワイパー立体吸着ウエットシートSTRONGをつけ、網戸を内側→外側の順に拭く。

特設サイト「年末大そうジム」で掃除がもっと楽しくなる》

花王が公開した「年末大そうジム」では、大掃除を楽しく進めるための工夫が随所に見られる。たとえば、花王社員が実際に掃除を行う様子を収めた動画では、具体的な掃除の手順やコツがわかりやすく解説されている。

さらに、掃除初心者向けの基本メニューから、掃除上級者向けのエキスパートメニューまで、幅広い選択肢が用意されている。これにより、自分のライフスタイルや掃除スキルに合わせてメニューを選ぶことができる。

特設サイトでは、忙しい年末に向けて“少しずつ進める”という考え方を提唱している。短時間でも成果が出る掃除法を採用することで、大掃除のハードルを下げる狙いがある。

特設サイトは2024年10月28日から2025年1月17日まで公開されており、年末の忙しい時期に役立つ情報が満載だ。

特設サイトURL: https://www.kao.co.jp/osouji/nenmatsu

《忙しい現代人に寄り添う花王の新提案》

花王の調査と提案を通じて感じたのは、忙しい現代人にとって“効率”がいかに重要かということだ。大掃除を“一気に終わらせるもの”と考えるのではなく、“少しずつ無理なく進めるもの”と捉えることで、より多くの人が気軽に掃除に取り組めるようになる。

特に「1カ所10分から始めよう」というコンセプトは、大掃除の心理的ハードルを下げるうえで非常に効果的だと感じた。実際、忙しい日常の中でも「10分だけなら」と思える人は多いだろう。

また、特設サイトの充実した内容や、実用的な掃除アイテムの紹介は、掃除そのものを楽しい体験へと変えてくれる。年末の大掃除が“負担”から“楽しみ”に変わることで、新しい年をより気持ちよく迎えられるのではないだろうか。

The post 年末の大掃除をもっと手軽に!花王の調査が示す意外な事実と解決策 first appeared on YESNEWS | 超肯定的ニュースサイト.
  1. また“スピード判決” 中国・広東省珠海市で先月発生した35人死亡の暴走事件 男に死刑判決
  2. 「インドの自動車市場に革命」モディ首相も鈴木修氏の功績称える
  3. 25歳の男性 下半身傷つけられ死亡 殺人事件と断定し捜査本部設置 逃げた犯人の行方追う 埼玉・所沢市
  4. 千葉市若葉区の木造2階建て住宅で火事 50代男性と80代女性の2人が意識不明で見つかり病院に搬送されるも男性が死亡
  5. アゼルバイジャン機墜落 「謝罪すべき」ロシアの責任問う声 強まる誤射の見方
  6. 台湾有事を想定か 中国最新型の強襲揚陸艦「四川」が進水式 電磁式カタパルト搭載
  7. 中国・蘇州 日本人学校の送迎バスを待っていた親子が負傷 中国外務省 「11月29日に男を起訴」と発表
  8. 【速報】立体駐車場で車落下 作業員2人が下敷き1人が意識不明の重体 約8メートルの高さから乗用車が落下
  9. 自動車メーカー「スズキ」の鈴木修相談役(94)死去 40年以上にわたり社長や会長を務める
  10. ユン大統領の権限代行する韓首相の弾劾訴追案を可決 与党は反発 議案の効力停止求め仮処分を申し立て
  11. 【ハリセンボン】ファンと共に デビュー20周年記念ライブ サプライズ出演の大物歌手は「手紙とドーナッツ」で口説く
  12. 【ごみ清掃芸人】「カセットボンベは来年に」「中身が分かるようにして」清掃員の危険防止を呼びかけ【マシンガンズ滝沢】
×