ドイツの連邦議会でショルツ首相の信任案が否決されたことを受けて、27日、大統領が連邦議会を解散しました。解散総選挙は20年ぶりで、来年2月に実施されます。
ドイツの下院にあたる連邦議会では16日、連立政権が崩壊していたショルツ首相の信任案が否決されました。
これを受け27日、大統領が議会の解散を表明し、総選挙が来年2月23日に実施されることになりました。ドイツで解散総選挙が実施されるのは20年ぶりです。
最新の世論調査では、最大野党の保守「キリスト教民主・社会同盟」の支持率が最も高く、移民排斥を訴える極右政党「ドイツのための選択肢」が続いています。
ドイツでは、サウジアラビア出身の男がクリスマスマーケットに車で突っ込む事件が起きていて、総選挙では「移民問題」が争点の一つとなっています。