夜空を舞う“幻想的な灯り”に酔いしれ…タイ北部の風物詩「コムローイ」 人気の一方でトラブルも多発

タイ北部のチェンマイで無数のランタンを夜空に飛ばす伝統の祭り「コムローイ」が行われ、幻想的な灯りが夜空を彩りました。

年に一度、満月の夜に行われるコムローイは、天界にいるブッダへの感謝を捧げようと、無数のランタンを空に飛ばすタイ北部の風物詩です。

訪れた人たちは、それぞれの願いを込めたランタンを夜空に放ち、幻想的な光の演出に酔いしれていました。“世界で最も美しい”とも言われる祭りを一目見ようと世界中から数万人の観光客が訪れますが、近年は、ランタンが原因とみられる火災や航空機のトラブルなどが相次いでいて、規制が強化されています。