日本・アメリカ・韓国による首脳会談がペルーで開かれ、北朝鮮への対応などでさらなる連携を進めるため、調整事務局を設置することを決定しました。
【写真を見る】日米韓首脳会談 連携強化で調整事務局を設置 北朝鮮対応などで トランプ政権発足前に3か国協力の枠組みを制度化
アメリカ バイデン大統領
「この重要な3か国の会合への私の出席は最後だと思います。しかし、この連携の構築に貢献し、一翼を担えたことを誇りに思います」
石破茂 総理
「本日、立ち上げが発表される『日米韓調整事務局』を活用しつつ、北朝鮮への対応はもちろんのこと、様々な分野で連携を緊密にしたいと考えております」
会談では安全保障や経済分野などでの協力関係をさらに強化するため、日米韓3か国による調整事務局を新たに設置することを決定しました。
外交政策の不透明さも指摘されているトランプ政権が来年1月に発足するのを前に、協力の枠組みを制度化しておく狙いがあります。
また、3か国の首脳はロシア西部でウクライナ軍に対する戦闘作戦を共同で進めているロシアと北朝鮮を「戦争を危険なまでに拡大させる決定を下した」として、強く非難しています。