林官房長官は、APEC=アジア太平洋経済協力会議で石破総理が各国首脳との集合写真の撮影を欠席した理由について、事故渋滞により対応が困難だったと説明し、外交への影響はないとの考えを示しました。
林官房長官
「当日、急に発生した事故渋滞により、結果的に対応が困難となったものであります」
石破総理は、南米・ペルーで開かれたAPEC首脳会議に出席したあと、今年9月に亡くなったフジモリ元大統領の墓に献花を行いました。その際、事故渋滞に巻き込まれ、閉幕にあわせた集合写真の撮影に間に合わなかったということです。
これについて、林官房長官は18日午前の会見で、「集合写真は首脳会議の最後に実施されたもので、撮影欠席が首脳会議自体の成果や各国首脳との関係構築に影響を与えたというふうには考えていない」との考えを示しました。