「ブラックフライデー」日本でも定着傾向? 関連予定は5年前の4倍超に

2024-11-19 08:00
「ブラックフライデー」日本でも定着傾向? 関連予定は5年前の4倍超に

11月下旬に行われるセールイベント「ブラックフライデー」。元々はアメリカの感謝祭(11月の第4木曜日)の翌金曜日を中心に開催されるセール文化だが、近年、日本においてもさまざまなお店で「ブラックフライデー」が開催されている。
今回、全世界登録ユーザー6,000万人を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された100億超の予定データを分析する「TimeTree未来総合研究所」は、「ブラックフライデー」が実際どの程度我々の生活に根付いているか、他のセールタイミングと比べてどの程度盛り上がっているのかを予定データから分析し公開した。

2024年の「ブラックフライデー」予定数は2019年の4倍超

2019年~2024年の5年間で、各年10月31日時点で登録されている「ブラックフライデー」を含む予定が、毎年どの程度登録されているのか調べてみると、登録予定1万件あたりの「ブラックフライデー」関連予定の出現数は年々増え続け、2024年は2023年の約2倍、2019年の約4倍もの予定が登録されていることがわかった。

また、年内の月別の予定登録数の推移を見てみると、2023年と2024年は2022年には見られなかった6月頃の予定登録が確認された。近年は11月だけでなく6月にも「夏のブラックフライデー」と銘打ってセールを行ったり、一般的なブラックフライデーシーズンよりも早めにセールを行ったりするケースが増えてきており、その傾向が予定登録数の伸びにも繋がっていると推測される。

世代別では30・20代の比較的若い世代の予定登録が多い

さらに、年代別で2024年の「ブラックフライデー」関連予定を登録した人の割合を見ると、登録割合が最も多かったのは30代、次いで20代、40代と続き、若い世代を中心に多くの予定が登録されていることがわかった。

ブラックフライデーシーズンは大手ECモールのセールイベントで最も盛り上がる時期に

ブラックフライデーが他のセールイベントと比べてどの程度盛り上がっているのかを検証するために、日本の2大ECモール「Amazon」と「楽天市場」に関する2023年の予定登録数を調査。その結果、ブラックフライデーのセールが行われる11月下旬に、一年で最も多くの予定が登録されており、ブラックフライデーが大きな注目を集めていることが窺えた。

日本初のブラックフライデー導入店「トイザらス」に関する予定数、ブラックフライデーがクリスマスを上回る結果に

次に、EC以外に店舗での盛り上がりの状況も検証するため、日本で初めてブラックフライデーを導入したと言われる「トイザらス」に関する予定数が2023年の1年間でどのように推移したのかを調査。その結果、おもちゃや子供用品の購入時期として一般的にイメージされやすいクリスマスシーズンを上回り、ECサイトと同じくブラックフライデーシーズンの予定登録数が年内で最も多かった。

■分析データについて
・2019年1月1日~2024年10月31日の期間で登録されたデータを対象として分析(登録ユーザー数は2019年1月時点で1200万超、2024年10月時点で6000万超)
・分析に使用したデータは、匿名性を保つために統計的に処理

TimeTree 未来総研所長深川泰斗コメント

ブラックフライデーはアメリカ発祥のイベントで、11月の第4木曜日に行われる感謝祭の翌日に小売店を中心にセールが開催されます。日本での導入は2014年にアメリカに本社を持つ「トイザらス」が店舗でのセールを実施したのが最初と言われており、ここ10年ほどで定着してきたまだ歴史の浅いイベントです。
今回の調査結果では、2021年頃からコロナ禍の巣ごもり需要を機にブラックフライデーの予定登録が伸び始めたことが読み取れますが、今年は特に円安や値上げにより、大きく予定数が伸びたものと推測されます。
国内の小売の代表的な商戦としては、年末年始の方が広く知られている印象ですが、今回の
調査結果からはブラックフライデーが一年を代表するセールイベントとして定着してきていることが読み取れたのではないでしょうか。
現状国内ではECサイト・ECモールでのセールが中心のブラックフライデーですが、今後よりイベントとして一般化するにつれ、発祥元のアメリカのように店舗でのセール開催も増えていくかもしれません。

物価高、さらに物入りな年末を前に懐も冷えるこの時期。消費者にとって「ブラックフライデー」はお得に買い物ができる救世主のような存在。「ブラックフライデー」が年末の一大セールイベントとして認知度が高まると共に、開催するお店がますます増えることを期待するばかりだ。

■TimeTree未来総研Webサイト
https://timetreeapp.com/intl/ja/future-research-institute

  1. 【唇縫い付け事件】被害者親族が証言 妹が5年前に同居を始め… 容疑者と被害者を見た飲食店店員は「手下みたいで異様」【news23】
  2. 「全東信」の破産から1週間…全国の加盟店で混乱止まらず 夏休みまでに“クレカ決済”復旧したい…代替のクレジットカード決済サービスに熱視線【news23】
  3. ニチレイでシステム障害 影響広がる ケンタッキー一部店舗で品切れのおそれや臨時休業の可能性
  4. 「納税額を減らしたいという身勝手な考え」インフルエンサー“宮崎麗果”に懲役2年6か月・執行猶予4年の判決 法人税など約1億5700万円脱税した罪 東京地裁
  5. 【志田未来】セブン×ちいかわコラボに大興奮 プライベートでの推し活も告白〝「限定」って言葉に弱いです〟
  6. 「ベリースタイリッシュ」都庁の“ハーフパンツ”通勤に海外メディア熱視線 熱波続くパリでは“エアコン争奪戦”も…【news23】
  7. 【クロマグロ“獲れすぎ”】“海のダイヤ”豊漁で異変 国際会議「漁獲枠25%拡大」は突如メキシコ反対で合意ならず【news23】
  8. 五輪談合事件 フジテレビ系制作会社に罰金2億5000万円、元専務に懲役1年8か月・執行猶予3年の有罪判決 弁護側は控訴へ 東京地裁
  9. 日銀 マイナス金利導入の議事録公表 懸念押し切り決定
  10. 【 本田紗来 】ディズニーランドでの “プライベートショット” 公開 ファン反響「心を奪われました」「夢の国すぎるー」
  11. 子育て世帯のうち「子ども1人」の割合は50.1% 初めて5割超える 晩婚化などが影響か 母親が働いている割合は81.2% 厚生労働省の国民生活基礎調査
  12. 村上宗隆「打ちたかったですけど…素晴らしい球を見れた」球宴デビューは空三振 ウイニングボールの行方に「持って帰ろうと思った」