世界的なシンガー・ソングライターのエルトン・ジョンさんが右目の視力を失い、「見えなくなった」と明かしました。
ロイター通信によりますと、エルトン・ジョンさん(77)は1日、ロンドンで自身が作曲を手掛けたミュージカル「プラダを着た悪魔」の公演でステージに登場。
そして「パフォーマンスを見ることはできなかったが、楽しんだ。聞くのは大好きだ。今夜の音は素晴らしかった」と挨拶し、視力が著しく低下し、公演を見ることができなかったと明かしました。
ジョンさんは先月、アメリカメディアの取材に対し「フランス南部で感染症にかかり、7月に右目が見えなくなり、左目も最高の状態ではない」と話していました。
イギリス出身のエルトン・ジョンさんは1969年にデビューし、大ヒット曲「ユア・ソング」などで知られ、これまでにシングルとアルバムあわせて3億枚以上を売り上げました。
また、イギリスの故ダイアナ妃に捧げた「キャンドル・イン・ザ・ウインド」は史上2番目に売れたシングル曲とされているほか、自身が手がけた映画「ライオンキング」の主題歌などで複数のアカデミー賞やグラミー賞を獲得しています。