自民党の裏金問題をめぐり、参議院の政治倫理審査会に出席する意向を示している安倍派の27人の議員について、松山参院幹事長は、審査の公開・非公開は「個人の判断に委ねられる」と述べました。
参院の政倫審に出席する予定の27人をめぐっては、審査を公開するか否かについての意向調査が行われていて、あすまでに回答するよう求められています。
政倫審は非公開が原則ですが、今年3月、世耕前参院幹事長ら3人は公開のかたちでおこなわれました。
松山参院幹事長はきょう午後の記者会見で、公開か否かは個人の判断に委ねられるとの認識を示しました。
自民党 松山参議院幹事長
「公開、非公開は個々の判断に委ねられて、本人が希望されれば公開ということが基本的なルールになっております。そのご希望にあわせて政倫審が開催されていければいいかなと思っております」
また、国会内で自民・立憲民主両党の参院国対委員長が会談し、自民側は政倫審について今国会の会期中に少なくとも1回は開催することを提案したということです。