使用済みリチウムイオン電池リサイクルのトレーサビリティ実現、エンビプロとサトーがPoCで成功
2024-12-04 10:00
エンビプロとサトーが、使用済みリチウムイオン電池のリサイクル事業における情報取得の成功を発表しました。
主要情報
企業名：株式会社エンビプロ・ホールディングス所在地：静岡県富士宮市
URL：https://www.envipro.jp/
企業名：株式会社サトー
所在地：東京都港区
URL：https://www.sato.co.jp/
実証実験の詳細
エンビプロとサトーは、使用済みリチウムイオン電池（LIB）のリサイクル過程をトレースする実証実験を成功させ、その結果を発表しました。処理過程での温度や衝撃のデータをリアルタイムで記録し、リサイクル工程で在庫管理や工程内のステータスをデジタルで記録、これらの情報をもとにリサイクル過程やリチウムなどのレアメタルの生産量予測が可能となりました。PoCの成果
PoCの結果、使用済みLIBの輸送時に温度や衝撃のデータをリアルタイムに収集・記録し、リサイクル工程の情報化を実現しました。また、取得したデータはクラウド上に保存され、リサイクル過程全体のトレーサビリティが確立されました。今後の展望
今後、エンビプロとサトーは、PoCで得られた成果をもとに、使用済みLIBのリサイクルにおける情報化をさらなる推進します。また、収集データをバッテリーパスポートに連携し、LIBのライフサイクル全体の情報の一元管理を目指します。関連リンク
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/digital_architecture/ouranos.htmlhttps://www.envipro.jp/
https://www.sato.co.jp/
