【調査報告】矯正経験者の8割以上が治療に満足!? 矯正治療で人生が変わった人も

2024-12-08 08:00

歯科矯正を始めるきっかけとして考えられるのは“噛み合わせ”の問題。噛み合わせが悪いと、食事の際に不便を感じるだけでなく、歯の健康にも影響を与えることもあるからだ。そして、もうひとつのきっかけとして見逃せないのが“見た目”に関する悩み。歯並びの乱れや出っ歯、笑ったときに歯ぐきが目立つ「ガミースマイル」など容姿に関してコンプレックスを持つ人は多いが、こうした見た目の悩みや、噛み合わせの改善を目指す効果的な方法として、歯列矯正はどの程度解決できるのだろうか。そこで今回、今村歯科・矯正歯科クリニック(https://www.imamuradental.com/)は、「歯並び」に関する悩みの調査を実施した。

矯正のきっかけは容姿の悩み!?

はじめに「歯列矯正を始めたきっかけを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『噛み合わせの問題(60.8%)』と回答した人が最も多く、『容姿に関する悩み(45.4%)』と続き、噛み合わせや容姿の悩みが歯列矯正を始める主なきっかけであることが明らかになった。では、具体的にどのような容姿の悩みがあったのだろうか。

『容姿に関する悩み』と回答した人に「どのような容姿の悩みがあったか教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『歯並びの乱れが気になる(48.0%)』と回答した人が最も多く、『出っ歯が気になる(47.2%)』『ガミースマイルが気になる(31.9%)』と続いた。この結果から、容姿の悩みは主に歯並びの乱れに集中していることが見て取れる。

前の設問で『容姿に関する悩み』と回答した人に、「容姿に関する悩みはいつからありましたか?」と質問したところ、『小学生(34.7%)』と回答した人が最も多く、『中学生(22.5%)』と続き、多くの人が思春期の段階で悩みを抱え始めている様子が示された。

続いて『ガミースマイルが気になる』と回答した人に、「歯列矯正の検討前からガミースマイルが歯列矯正で治療できることを知っていましたか?」と質問したところ、8割以上が『はい(83.6%)』と回答し、多くの人が矯正治療を検討する段階で、ガミースマイルが矯正で改善できることを認識していることがわかった。これは、ガミースマイルに対する意識が高まり、矯正治療の選択肢としての有効性が広く浸透している表れだと考えられる。

実際に適用した矯正に対する満足度は?

「歯列矯正の方法を教えてください」と質問したところ、『ワイヤーによる表側矯正(42.5%)』と回答した方が最も多く、『マウスピース矯正(28.5%)』『ワイヤーによる裏側矯正(18.8%)』と続き、ワイヤーによる矯正が一般的であることが判明した。また次点のマウスピースによる矯正も3割近くにのぼった。

「適用した歯列矯正方法についての満足度を教えてください」と質問したところ、8割以上が『非常に満足(28.8%)』または『満足(53.8%)』と回答し、多くの人が歯列矯正に対して満足していることが示された。

次に、前の設問で『非常に満足』『満足』と回答した人に「歯列矯正に対して特に満足している点を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『歯並びが整ったこと(61.2%)』と回答した人が最も多く、『笑顔に自信がついたこと(42.8%)』『噛み合わせが良くなったこと(40.3%)』と続いた。歯列矯正の効果は、見た目や噛み合わせが良くなるだけでなく、自信の向上にも影響していると考えられそうだ。

「歯列矯正を行ったことで、人生が変わったと感じますか?」と質問したところ、7割以上の人が『とても変わった(18.9%)』または『ある程度変わった(54.3%)』と回答。この結果から、歯列矯正が一定の生活改善に寄与していると考えられる。

歯列矯正でポジティブに

最後に「歯が原因で容姿に関する悩みがある人に、歯列矯正を勧めたいと思いますか?」と質問したところ、9割近くが『はい(86.7%)』と回答。矯正治療が他者にも推奨されるほどポジティブな影響を与えていると考えられる。

【調査概要】「歯並び」に関する悩みの調査
調査期間/2024年11月8日(金)~2024年11月9日(土)
調査方法/PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
調査人数/1,008人
調査対象/調査回答時に20代~50代の矯正経験者と回答したモニター
調査元/今村歯科・矯正歯科クリニック(https://www.imamuradental.com/)
モニター提供元/PRIZMAリサーチ

芸能人や著名人、文化人などの記者会見で撮影することが多い記者だが、それと同じくらいの比率で撮影するのがレストランなどの発表会でのスタッフ撮影。そこでよく感じるのが、いざ撮影するときに笑顔がぎこちない人の多くが歯並びが悪いことだ。つまり、笑顔を見せる際に歯並びの悪さを露呈してしまうのが嫌なのだ。もちろん面と向かって「歯が見えるくらい笑って」なんてことは言えるはずもないが、もしこの人の歯並びが良かったらもっととびきりの笑顔を見せてくれるんだろうな、と常々感じていた。もしそんな悩みが歯列矯正でなくなるのなら、ぜひ矯正歯科で治療してみてはいかがだろう。きっと、これからの人生が大きく変わるはずだ。

×