ノーベル平和賞の授賞式に出席する日本の「高校生平和大使」が開催地のノルウェーに到着しました。
8日、オスロ近郊の空港に到着したのは、広島や長崎、熊本の高校生平和大使4人で、10日に行われる日本被団協へのノーベル平和賞の授賞式に出席する予定です。
高校生平和大使 甲斐なつきさん
「私自身が長崎と広島両方の被爆4世なので、曽祖父・曾祖母の思いや経験を現地の高校生など、たくさんの人々に伝えていきたい」
高校生平和大使 津田凛さん
「核兵器の問題は今、世界が目を向けないといけない問題です。ノルウェーの方々、市民の方々にも向き合ってもらう必要があるんだよっていうことを大切に伝えていきたい」
平和大使の4人は、このほかにも現地の高校で出前授業を行うほか、若者と被爆者の話を聞き、未来について議論する独自の企画も行う予定です。