12月も中旬に入り、寒い日が続いていますが、みなさんはどんな“あったかグッズ”を使っていますか?実際に売れているあったかグッズを徹底調査。すぐにできる冬の“ぽかぽか術”もご紹介します。
あったかインナーの買い替え時は?ユニクロ担当者に聞いた製造年の確認方法
良原安美キャスター:
あったかグッズをご紹介します。
まずは、ユニクロの「ヒートテック」です。体から出る水蒸気を熱に変換し、肌と密着して保温する機能があるものです。
肌と密着しなくなると機能はだんだん落ちてくるということで、買い替えの目安になるそうです。
ユニクロ担当者によると、着き始めから3シーズンが買い替えの目安になるそうです。去年の冬に着始めた人は今年が2シーズン目、来年3シーズン目になりますので、来年以降に買い替えを検討してみても良いということです。
こういったインナーを何枚も持っていて、いつ買ったか覚えていない場合もあると思います。実はヒートテックには製造した年月が書かれているんです。
商品に直接プリントしてある場合もありますが、洗濯タグのカッコ〔〕内の数字に注目してください。
〔34-02〕と書かれていたとすると…
一番左端の「3」は製造された西暦の1桁目になるので2023年、2013年、2003年に製造されたものだと分かります。左から2文字目は季節を表しています。春が1、夏が2、秋が3、冬は4となります。
実際にスタッフ(50代)が着用していたヒートテックですが、「少なくとも去年は買っていない」ということなので、2013年または2003年の冬に製造・販売されたものになります。「2013年だと思うけど自信はない」と言っていました。
寒くても就寝時の靴下は「脱ぐのがベスト」 温活の専門家に聞いた
寝るときに靴下は履くかどうか、グンゼが457人の男女に調査を行ったところ、就寝時に靴下を、▼履く人54%、▼履かない人46%と半々ほどでした。
日本温活協会の川﨑真澄本部指導員によると、「足が冷たいと感じる人は直前まで靴下を履いて足を温め、寝る時は脱ぐのがベスト」だということです。
体の中心部の体温が下がっていくと人は眠気を感じます。その際に足先や手先から高熱を放出しますが、靴下を履いていると熱をうまく放出できず、眠気を感じづらくなり、睡眠の質も悪くなってしまうので、寝てるときはできるだけ履かない方が良いということです。
足が冷たいと眠れないという人には、グンゼの「おやすみソックス(880円)」という商品があります。
こちらは、足先のカバーが外れてレッグウォーマーになります。靴下としても履けるし、寝るときは足先のカバーを外してレッグウォーマーとして眠れるという“一石二鳥”なグッズです。
“カイロが1枚”どこに貼る?全身を温めるには下腹部に
寒いとき、最後に頼りたいのはカイロではないでしょうか。いざというとき1枚しかなかったら、全身を温めるためにはどこに貼ればいいのでしょうか。
川﨑さんによると、全体を温めるなら下腹部に貼るのがいいということです。体の中心を温め体温が上がり、内臓を温めて血流も上がるということです。
肩甲骨の間も大きな血管が通っているので、温かくなりますね。