■MLBウインターミーティング(日本時間12日、テキサス州・ダラス)
MLBの関係者が集まるウインターミーティングは、日本時間12日に最終日を迎え、ニューヨーク・メッツからFAとなっている藤浪晋太郎(30)の代理人を務めるスコット・ボラス氏が取材に応じた。
「アメリカのチームは藤浪をリリーフ投手だとみなしている」と話したボラス氏。「リリーフ投手のマーケットは先発投手のマーケットの後に動く。チームから問い合わせは受けており、これから進めていく」と、藤浪の移籍については時間がかかるとの見通しを語った。
現在、藤浪はプエルトリコのウインターリーグで投げている。「チームが投球とパフォーマンスを見て評価できるからいいことだ。彼が何をやっているかと、健康状態がよく分かる」とボラス氏。
日本帰国も選択肢の一つかと問われ「私たちが取り組んでいることではない。アメリカに興味を持つチームがたくさんある」と、あくまでアメリカでのプレーを優先に移籍先を探すと話した。