関東で相次ぐ強盗事件のうち、「闇バイト」の報酬を受け取ろうとしていた男性を車に監禁したなどの罪に問われている男2人の初公判がさいたま地裁で開かれ、2人は起訴内容を認めました。
【動画】一連の「闇バイト」強盗事件の一つの裁判 「抜け出せなかった」男(21)に懲役3年半求刑 「『ゴッサム』『アカニシ』から指示」 さいたま地裁
饗庭元被告(21)ら男2人は今年8月、さいたま市の公園で、「闇バイト」の報酬を受け取りに来た男性に暴行を加えて車に監禁し、現金を脅し取ろうとしたなどの罪に問われています。
きょう、初公判が開かれ、2人とも起訴内容を認めました。
検察側は「2人は闇バイトに応募し、『ゴッサム』や『アカニシ』を名乗る人物から暴行などを指示された」「組織における実行役という必要不可欠な役割だった」と指摘し、饗庭被告に懲役3年6か月を求刑しました。
饗庭被告は被告人質問で、「身分証を渡してしまい、抜け出せなかった」と小さな声で述べていました。