『愛犬と年末年始を過ごすうえで知っておくべきこと』についてまとめました。楽しい年末年始にも思わぬことが起こります。確認しておきたいこと、備えておきたいこと、お出かけ時のマナーなど解説します。
愛犬と年末年始を過ごすうえで知っておくべきこと
1.動物病院の休診日と診察の受付時間
年末年始は、かかりつけの動物病院の休診日や診察の受付時間が普段と異なる場合があります。
毎月の休診日などが書かれたカレンダーが、動物病院の受付に置かれている場合には、必ずいただいておきましょう。
万が一に備えて年末年始の休診日や診察の受付時間外の対応が可能であるかどうか、かかりつけの獣医師に聞いておくことをおすすめします。
また、かかりつけの動物病院以外にも、年末年始に対応してもらえる動物病院があるかどうか、夜間対応してもらえる動物病院があるかどうかも調べておきましょう。
持病の症状が心配な子は、お薬が切れてしまうことがないよう、少し多めに処方してもらっておくと安心ですね。
年末年始中の急な下痢や嘔吐など、環境の変化による体調不良が心配な子は、とんぷく薬を処方してもらっておきましょう。
2.誤飲によるトラブル
年末年始は、犬の誤飲によるトラブルが増えます。
- クリスマスツリーの飾り
- お餅
- おせち料理
- 骨付きチキン など
ツリーの飾りは、胃や腸にとどまってしまう恐れがあります。無理やり吐き出させようとすると、胃や食道や喉を傷つけてしまう恐れがあるため、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。
お餅の丸飲みは喉や食道に詰まらせてしまったり、消化不良を起こしたりするおそれがあります。
また、おせち料理は甘く煮詰めた黒豆や塩漬けされた数の子など、犬にとって糖分や塩分の多い食べ物が含まれているため、ご飯を食べる際は誤食できないようにケージに入れておくと安心です。
また、骨付きチキンの骨は、縦に鋭く裂けるという特徴があり、犬の口内・喉・食堂・胃や腸を傷つける恐れがあります。
3.移動手段
年末年始の長距離で車移動は、渋滞に巻き込まれる可能性が非常に高いです。犬にとっても強いストレスとなり、体調不良の原因になりやすいと考えられます。
サービスエリアやパーキングエリアに立ち寄り、こまめな給水・休息・トイレタイムを取り入れることが必要です。
消化不良や嘔吐や下痢を引き起こすことがあるため、食事の管理が必要になる場合があります。
4.お出かけマナー
年末年始は初詣に出かけたり、初日の出を見に出かけたりするのではないでしょうか。
かなりの混雑が予想されます。人混みの中を歩かせると、蹴とばされたり踏みつぶされたりなど、犬が怪我を負う恐れがあります。
人混みの中でのペットカートの使用は、歩行の妨げやトラブルになることがあるため控えましょう。抱っこする、リュックタイプのキャリーバッグを使用するのがおすすめです。
マーキングや排泄によるトラブルも増えます。その場を汚してしまうことがないよう、マナーベルトやマナーパンツを着用しておくと安心です。
5.安全対策
年末年始は、犬の迷子が増えます。慣れない環境に興奮し、犬が予想外の行動をしてしまうことがあるためです。
首輪・ハーネス・リードを必ず着用しましょう。首輪やハーネスには、鑑札と迷子札を付けておきましょう。飼い主の連絡先(携帯電話番号)を書いておくと安心です。
夜間に外出されるときは、光る首輪・光るハーネス・光るリードも役立ちます。
まとめ
愛犬と年末年始を過ごすうえで知っておくべきことを5つ解説しました。
- 動物病院の休診日と診察の受付時間
- 誤飲誤食によるトラブル
- 移動手段
- お出かけマナー
- 安全対策
犬にとっても、飼い主にとっても、一緒に過ごす時間が増える嬉しく楽しい年末年始です。
普段はなかなか会うことのできない、遠く離れて暮らす家族にも会える機会なのではないでしょうか。
今年の年末年始も幸せな気持ちで迎えたいですよね。万が一に備えること、思わぬ事故やトラブルを避けることにも注意を向けておきましょう。
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