愛猫に起こり得る『不妊手術後の変化』5選 いいこと・困ったことの両面から解説

2024-12-20 20:00

猫飼いさんの中に定着しつつある不妊手術。何となく"やったほうが良い"というが風潮ですが、実際にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。術後の変化について徹底解説いたします!

不妊手術後に起こり得る5つの変化

不妊手術

猫を迎えると、メス猫であれば生後6ヶ月頃に、そしてオス猫であれば1歳頃を目安に『不妊手術』を受けることが勧められます。

どことなく矢継ぎ早に説明を受けてしまうと、"やったほうがいいんだよね"という風潮に流されるような雰囲気のまま受けてしまうという飼い主さんもいらっしゃるでしょう。

本当に愛猫のためになるのか、それとも人間のエゴが強いのか。

そんな葛藤を抱える飼い主さんのために、ここでは良くも悪くも起こり得る手術後の変化を5つ紹介いたします。

1.スプレー行為がなくなる

スプレー行為

発情期を迎えたオス猫は、いわゆるマーキング(スプレー行為)をするようになります。通常の排尿とは異なり、凄まじい臭いを放つ放尿です。

適齢期(生後6ヶ月〜1歳頃)に去勢手術を受ける最大のメリットとしては、このスプレー行為がなくなることでしょう。

一見すると人間側のメリットに思えますが、猫側も躍起になって縄張りを主張する必要性がなくなるため、ストレスから解放されます。

ちなみにスプレー行為はメス猫もすることがあります。オス猫のみならず、メス猫も同様にメリットがあるのです。

2.性格が丸くなる

寝転ぶ猫

不妊手術を受けた猫は、子孫を残すために必死になる生活から解放されます。それは肉体的なものばかりではなく、精神面でも同様の変化が起こります。

"いつまでも子猫のままでいい"このようなマインドを持てるようになることで、自ずと性格が丸く(穏やかに)なります。

オス猫であればより甘えん坊に、メス猫はちょっぴりツンデレだけれど飼い主さんを安全基地のように信頼してくれるようになるでしょう。

3.脱走のリスクが減る

外を眺める猫

パートナーを探しに行く必要性がなくなれば、外出する理由もなくなります。お家での生活が快適で、幸せに満ちたものになれば脱走を試みることもなくなるでしょう。

ただし、縄張りが近所にある保護猫は引き続き注意が必要です。室内で愛猫の縄張りが定着するように手助けをしてあげてください。安心できる環境を整えていきましょう。

しかしいずれの場合も、パートナーを求めるという目的で脱走することはなくなるので、不安要素が1つ減ることは確かです。

4.がんの罹患率が減少する

診察を受ける猫

未避妊のメス猫は、将来的に乳腺腫瘍を患うリスクがあります。厄介なことに、猫の乳腺腫瘍は約8~9割が悪性だと言われている恐ろしい病です。

これを阻止する手段として不妊手術が役立ちます。初めての発情期を迎える前である生後6ヶ月頃に手術を受けることで、乳腺腫瘍の発症を抑えることができます。

5.肥満になりやすい

体重を気にする猫

不妊手術における唯一のデメリットとしては、太りやすくなることが挙げられます。

性ホルモンが変化することで脂肪を溜め込みやすい体質へと変わること・一時的ではあるものの食欲が増すことなどの影響が出てきます。

これらの要因によって肥満になると、糖尿病や尿路系の疾患、心疾患につながる恐れがあります。よって術後は、体力が回復した頃合いを見て太りにくい食事へと切り替えていきましょう。

また、筋肉を維持することも重要なので、カリカリが出てくる知育玩具などを用いて運動するように仕向けてみてください。

具体的なダイエット食に関しては、かかりつけの獣医さんに相談しながら決めていくと良いですね。動物病院によってはサンプル品を貰えるので、試食をしながら相性の良いものを選んでみてください。

まとめ

カラーを巻く猫

推奨される意図や家猫としての生活を鑑みると重要性が高い不妊手術。それでもやはり、不安があるという飼い主さんは多いはずです。

結論から言うと、術後に起こり得る変化の大半は"良い変化"です。強いて言うならば太りやすいこと、そして肥満が原因による2次的な病気の心配があることのみがデメリットです。

これに関しては、食生活や運動習慣を見直すことで、これまで通り健康な生活を維持することが十分可能です。

不妊手術は猫側にとってもメリットが大きいこと、懸念点は前もってプランを立てておけば払拭できることが伝われば嬉しいです。それでも心配なことがあれば、遠慮せずに獣医さんに相談してください。

関連記事

『猫大反対の父』が野良猫を保護した結果…完全に想定外すぎる『まさかの光景』が152万再生「全てに笑みが溢れた」「お父さんのファンに」
保護猫が『はじめてのシャンプー』に挑戦した結果…予想もできなかった『思わぬ反応』に驚きの声「優しさが溢れてる」「前から居たみたい」
猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」の心理
猫が心を許した人にだけする仕草5つ
大好きなパパがお風呂から出てこなくて荒れ狂う猫…戻ってきたときの『可愛すぎる反応』が52万再生「癒しをありがとう」「大好きなんだね」

  1. パンチくん暮らすサル山に侵入 自称アメリカ国籍の2人逮捕 容疑を否認 千葉・市川市動植物園
  2. 難病の血管炎の治療薬「タブネオス」投与後に20人死亡 薬との因果関係は不明
  3. ロシアが中国の貨物船を攻撃か ウクライナ・ゼレンスキー大統領「ロシアはどの船舶が海上にいるのか知らなかったはずがない」
  4. Huelcoグループ、IoTセンサー「LOBX」の商業化加速のため250万ユーロの資金調達を実施
  5. りそなHD 第一ライフG・JCBと協業 個人向けサービスで
  6. 磐越道バス事故 若山哲夫容疑者を立ち会わせ実況見分 記憶喚起など行い状況解明へ
  7. クララ株式会社、Questetra BPM Suite導入で新入社員向けアカウント準備リードタイムを実質半日に短縮
  8. 米政府 ロシア産原油への制裁緩和の延長を決定 通信社報道 各国からの要請で 供給不足と価格上昇への対応
  9. 「HOTERES EXPO東京 2026」開催:高付加価値経営と自律型オペレーションの融合を探る
  10. 戦略策定AI「戦略指南 AI」、提供開始1ヶ月で受注300サイト突破
  11. 暑さで収穫早まる野菜“高温障害”も 今年初の猛暑日 “季節外れの暑さ”で台湾かき氷は好調【news23】
  12. 「クロード・ミュトス」への対策も 最新AI悪用のサイバー攻撃に「対策パッケージ」取りまとめ 初の関係省庁会議