ホンダと日産自動車の経営統合に向けた協議について武藤経済産業大臣は「競争力強化に繋がることを期待をしている」と前向きな受け止めを示しました。
武藤経済産業大臣
「今般の経営統合に向けた動きが、我が国、自動車産業の競争力強化に繋がることを私どもとしては期待をしている」
武藤大臣はこのうえで「我が国の自動車会社が前向きにチャレンジをして国際競争を勝ち抜いていくことは大変重要だ」とも指摘しました。
日産をめぐっては、台湾の「ホンハイ精密工業」が日産株取得を目指して筆頭株主のルノーと交渉していると、台湾メディアが報じています。
外資系企業が日産買収に動いた際の対応について武藤大臣は、一般論としつつ「技術の国外流出やサプライチェーンの途絶などのリスクに留意する必要がある」との考えを示しました。