芸をする動物というと真っ先に思い浮かぶのが、犬という方も多いかと思いますが、実は猫も教え方次第で芸達者になることができます!今回猫が覚えやすい芸を4つご紹介します。
1.おて
前足が器用な猫にとって「おて」は覚えやすいトリックのひとつで、飼い主さんが差し出した手のひらに片方の前足を乗せるといったトリックです。
最初はおやつなど猫の気を引くものを使って飼い主さんの手に前足を乗せることに慣れさせ、乗せることが出来たらすぐに褒めてあげましょう。
慣れてきたタイミングで手のひらだけを差し出し、前足を乗せることが出来たらご褒美をあげると、おてができるようになります。
2.ジャンプ
「ジャンプ」をさせるトリックは、猫の持つ能力を活かしたものです。
最初はおやつなど猫の気を引くものを高い位置に持っていき、ジャンプがしたくなるよう誘います。
ジャンプしたとき、「ジャンプ」や「アップ」といった言葉(コマンド)を使うと、おやつなしでもコマンドだけでトリックをしてくれるようになります。
ジャンプができたらすぐに褒め、ご褒美をあげましょう。このトリックのトレーニングをする際に注意していただきたい点は、柔らかい場所など安全に着地できる場所で行うようにしてください。
3.おすわり
「おすわり」は一般的な芸で覚えさせやすいので、まずはおすわりから覚えさせたい!という飼い主さんも多いのではないでしょうか。
猫におすわりのトレーニングをするのは、猫がある程度リラックスした状態のときにしましょう。猫が立ち上がっているとき、手で軽くお尻を押して座るようにうながします。座ることができたら、すぐに褒めてあげましょう。
猫が座るタイミングで「おすわり」や「シット」といったコマンドを使うと覚えやすくなります。
4.ハイタッチ
「ハイタッチ」は猫が前足を高く上げて飼い主さんの手と触れるようにするトリックです。
おての覚えさせ方と同様に、おやつなど猫の気を引くものを手に持って、少し高く上げた手に猫がタッチすることからトレーニングしてみましょう。
猫が飼い主さんの手に触れることができたらすぐに褒め、慣れてきたらおやつなど持たずにタッチするトレーニングをしましょう。
まとめ
トリックのトレーニングをする際には猫がリラックスしている状態の時に行ったり、しつこくしすぎないことがポイントです。毎日少しずつ、猫のストレスにならないよう時間をかけてトレーニングをしていきましょう!
また、トレーニング中にはおやつやお気に入りのおもちゃを与え、ご褒美を使ってモチベーションを保つことも大切です。
本記事を参考に猫も飼い主さんも楽しみながらトレーニングしてみてください!
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