吉本興業は26日、SNSを使用する際のルールを定めた「SNSポリシー」を策定したと発表しました。
【写真を見る】【吉本興業】SNSポリシーの策定を発表 「SNS等が将来にわたり安心して利用できる場所となるよう 社を挙げて取り組んでまいります」
策定の経緯について、吉本興業は「SNSをめぐる環境は大きく変化し、所属タレント及び社員の不用意・不適切な発信により関係者の皆様にご迷惑・ご心配をおかけする事態が生じる半面、所属タレント等に対する根拠のない誹謗中傷、名誉毀損、プライバシーの侵害といった事態も頻繁に起きています」と現状について説明。
「こうした事態への反省と再発防止、そして所属タレント及び社員を守るため」2012年に策定した「吉本興業グループソーシャルメディア・ポリシー」を大幅に加筆・修正する形で、新たなSNSポリシーを策定したということです。
その上で「改めて他者を敬いつつ 表現する重要性を周知徹底することにしました」「このSNSポリシーは、基本行動指針として、自覚を持った行動やSNSの特徴に対する理解、非難・批判等への対応を盛り込んでおり、所属タレント及び社員を対象として、SNSを安全かつ効果的に利用するため、公私を問わず適用されます」としました。
禁止行為として「差別的発言」「法令違反行為」「情報漏洩」「吉本興業の信用・価値を毀損させる行為」「名誉毀損・侮辱行為」「いやがらせ行為」「プライバシー侵害」「ロゴマークの無断使用」「(飲酒等で)判断能力が欠如・不十分な状態でのSNS利用」「真偽不明な内容の流布」と、10項目を列挙。
一方、「所属タレント等への誹謗中傷、名誉毀損、プライバシーの侵害等に対しては、その内容に応じて、毅然とした対応・対策を講じてまいります」としました。
最後は「社会活動・表現活動に携わる一員として、誰もが容易に個人の意見や思いを発信できるSNS等が、将来にわたり安心して利用できる場所となるよう社を挙げて取り組んでまいります」と締めくくりました。
【担当:芸能情報ステーション】