猫が『泣いている人を慰めるような仕草』を見せる3つの理由 顔をのぞく、寄り添う…どんな意味が?

2024-12-26 17:00

泣いている飼い主さんを愛猫が慰めているかどうかは、本当のところはわかりません。ただ、みなさんも経験があるように、可能性までは否定できないのも確かです。今回は、飼い主さんの涙に接した愛猫がなぜ寄り添うような行動に出るのか、3つの仮説を紹介します。愛猫の気持ちをより深く知るための参考にしてみてください。

1.いつもと様子が違う…

飼い主の膝に前脚を乗せる猫

猫の感覚の鋭さについては、普段からみなさんもよく理解していることでしょう。猫は、「違い」にとても敏感です。たとえば、飼い主さんがバッサリ髪を切った場合、まるで初対面の人のようによそよそしくなることさえあります。

猫が「違い」にフォーカスするのは、違和感=環境の変化、という本能的な危機意識を持っているからです。

猫は、環境の変化を何よりも嫌います。平穏無事こそがいちばんの願いです。飼い主さんの様子がおかしいと、荒波に浮かぶ船のように、愛猫のいる「世界」もぐらぐら揺れます。

泣いている飼い主さんを見て、愛猫が寄り添ったり、顔を覗いたりするのは、「いつもとなんか違う…」という異変を感じ取ったからです。心配というよりも、漠然とした不安感のほうが先に立っています。

人は生きていれば、仕事や家族、友人関係など、さまざまなストレスやトラブルに見舞われます。丈夫な心を持った人であっても、ときに泣きたくなることもあります。

そんなときに、愛猫がぴったり寄り添ってくれたら、飼い主さんの誰もが「慰めてくれるんだな…」と思うかもしれません。

一見、愛猫の行動はメンタルケア的ですが、猫の論理に立つと、飼い主さんそのものよりも、環境の変化に動揺している可能性があります。

「何となく嫌な感じ」を察知して、状況把握のため、飼い主さんのもとへ歩み寄ってくるわけです。

2.変な音が聞こえてくる…

女性の膝の上で見上げる猫

さめざめと泣けるならいいですが、悲しくて涙する場合、たいてい何らかの音を伴うものです。涙に飽き足らず、鼻や口から、出るべきでないものがとめどなくあふれてきて、ぐじゃぐじゃになってしまう人もいます。

飼い主さんが涙に溺れるとき、愛猫の立場では、緊急事態の発生を意味します。冒頭でも述べたように、飼い主さんは環境そのもの。いわば、愛猫を支える世界です。

世界の中心から不可解な音が聞こえてきたなら、危機管理マイスターとしては駆けつけないではいられません。

現場に直行し、寄り添い、顔覗きなど、あらゆる技術を駆使して、実地検分に励みます。真っ赤な目と腫れ気味のまぶた、何だかよくわからない液体まみれの鼻や口。愛猫にとっては、明らかな異変ぶりです。

しかも、相変わらず、世界の中心からヒックヒックと奇妙な音が響いてきます。

飼い主さんの視点では、「なんて心やさしい子だろう…」と今すぐにでも抱きしめたくなることでしょう。悲しみに暮れるとき、誰かが寄り添ってくれることほどありがたいことはありません。相手がかわいい愛猫ならなおさらです。

一方、愛猫はどうかと言うと、余計な励ましなどいっさい口にすることなく、ただそばにいてくれます。不穏な音色が鳴りやまなくても、飼い主さんは紛れもなく愛猫世界の中心だからです。

飼い主さんの顔を心配そうに覗き込む愛猫がもし話せたら、こんなことを言ってくれるかもしれません。「顔の中心からなんか垂れてるよ…」と。

3.本当に心配してくれているかも

見つめるシャムトラ猫

多くの飼い主さんが実感するように、涙するとき、愛猫が本当に慰めてくれている可能性もあります。

「寄り添う」「見つめる」「膝に乗る」「スリスリしてくる」「涙を舐める」など、愛猫によって表現方法は変わってきます。なかには、サプライズ運動会を開催して、飼い主さんを笑わせる愛猫もいるほどです。

ひとつ目のトピックでも指摘した通り、飼い主さんのいつもと違う様子を不安視して、愛猫が歩み寄ってくれているのは間違いありません。

ただ、動物行動学的に見て、飼い主さんの心理状態に寄り添って自身の行動を最適化させている、とまでは明確に言い切れないのも事実です。

仕事の悩みや夫婦ゲンカ、失恋などで、人知れず泣き崩れるとき、労わるように寄り添う愛猫の気づかいに、さっきとは違う別の種類の涙があふれてくることがあるかもしれません。

「わたしのことを思って慰めてくれるんだな…」と飼い主さんが感じるのも、ある意味、当然です。

もしそれが飼い主さんの期待を込めたファンタジーに過ぎなくても、心やさしい愛猫ならきっと許してくれることでしょう。

まとめ

飼い主に寄り添う猫

飼い主さんが涙を見せると、愛猫はいつもと違う気配を察し、様子を確かめに来ます。慰めているようにも見えますが、行動の真意は猫になってみないとわかりません。今回の記事では、3つの可能性について解説しました。

たとえ正解は永遠にわからなくても、悲しいとき、愛猫がそばにいてくれるだけで十分、と多くの飼い主さんが実感しているはずです。

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