【調査報告】新型コロナ関連融資の返済について約半数の中小企業経営者が今後の返済について不安や困難を感じている

2024-12-29 08:00
【調査報告】新型コロナ関連融資の返済について約半数の中小企業経営者が今後の返済について不安や困難を感じている

新型コロナウイルス感染症の影響で売上が減少した個人事業主・中小企業を支援するために2020年から始まった「ゼロゼロ融資」の返済が2023年から本格化。2024年には最後の返済開始のピークを迎え、「どうすれば計画的に返済することができるのか」「資金繰りはどうすればいいのか」という不安を抱える人は多いのではないだろうか。そこで今回、ファクタリング事業を運営する株式会社F-style(http://f-style2015.com/factoring/index.html)は、新型コロナ関連の融資を受けた中小企業の経営者を対象に、「新型コロナ関連の融資×資金繰り」に関する調査を実施した。

新型コロナが企業に落とした影

はじめに「コロナ禍における資金繰りでどの程度苦労しましたか?」と質問したところ、約7割が『とても苦労した(32.9%)』『やや苦労した(41.3%)』と回答。やはり、多くがコロナ禍における資金繰りに苦労したようだ。

新型コロナウイルス感染症の影響によって売上が減少した個人事業主・中小企業を支援するための融資として「ゼロゼロ融資」など新型コロナ関連の融資があったが、そのような融資を受けてどのような効果があったのだろうか? 「新型コロナ関連の融資を受けたことでどのような効果がありましたか?(複数選択可)」と質問したところ、『資金繰りの改善(56.1%)』と回答した人が最も多く、次いで『雇用の維持(30.9%)』『キャッシュフローの安定化(23.7%)』となり、約6割が融資を受けたことで資金繰りが改善されたようだ。また、雇用の維持やキャッシュフローの安定化といった間接的な効果があった方も多いことがわかった。

およそ半数が新型コロナ関連の融資の返済について不安や困難を感じている

2023年から返済の本格化が進んでいますが、今後の返済について不安を抱えている人もいるのではないだろうか? 「返済の今後の見通しについてどのように考えていますか?」と質問したところ、『予定通り返済できる(47.2%)』『多少の困難はあるが返済できる(34.9%)』『返済に不安がある(13.9%)』『返済は困難(4.0%)』という回答結果になった。

約半数は『予定通り返済できる』と回答している一方で、多少の困難はあるが返済できると考えている人や、返済に対して不安や困難を感じる人もおり、経営状況によって将来の見通しが異なることがうかがえる。では、返済に関して不安や困難を感じる理由とは何なのだろうか? 前の質問で『多少の困難はあるが返済できる』『返済に不安がある』『返済は困難』と回答した人に聞いてみた。

「返済に対して不安や困難を感じる理由を教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『人件費や原材料費の上昇(44.5%)』と回答した人が最も多く、次いで『売上の回復が遅れている(42.2%)』『物価高や円安の影響(40.9%)』となり、コスト上昇や売上回復の遅れ、物価高や円安の影響が主な要因として挙げられ、外部環境が返済計画に大きく影響していることがわかった。では、新型コロナ関連の融資の返済にどのくらいの負担を感じているのだろうか?

そこで「新型コロナ関連の融資の返済に対して、どの程度の負担を感じていますか?」と質問したところ、約7割が『非常に大きな負担を感じている(23.3%)』『やや負担を感じている(46.2%)』と回答し、融資の返済に負担を感じている人が多いことが示された。

およそ6割が倒産リスクに影響する可能性について『不安』と回答

新型コロナ関連の融資の返済に不安や困難、負担を感じている人が多いことがわかったが、融資の返済が倒産リスクに影響することについてどのように考えているのだろうか? 「コロナ融資の返済が倒産リスクに影響する可能性について、どのようにお考えですか?」と質問したところ、約6割が『かなり不安である(18.8%)』『やや不安である(42.8%)』と回答。

続いて、前の質問で『かなり不安である』『やや不安である』と回答した人に、「不安を感じる理由を教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『資金繰りが厳しい状況が続いているため(45.4%)』と回答した人が最も多く、次いで『借入返済の負担が大きいと感じているため(32.4%)』『売上の減少が続き回復が見込めないため(25.9%)』と続いた。現在も資金繰りが厳しいことや返済負担が大きいこと、売り上げ減少が続いており回復が見込めないことなどから、倒産リスクについて『不安』と感じる人が過半数を占めているようだ。

資金繰りの手段としての『ファクタリング』の必要性

返済の負担が事業継続へのリスク要因と捉えられている様子がうかがえるが、なるべく早く返済したいと思う人はどのくらいいるのだろうか? 「なるべく早く新型コロナ関連の融資の返済をしたいと思いますか?」と質問したところ、『思う(84.0%)』『思わない(16.0%)』という回答結果に。このことから、大多数が早期返済を望んでおり、資金繰りを改善して負債を減らしたいと考えていることがうかがえる。

資金調達方法のひとつとして、売掛債権を利用して資金を調達するファクタリングは、売掛金の支払い期日より前に資金を調達できるため資金繰りの改善が見込めるが、融資返済のためにファクタリングが必要だと感じる人はどの程度いるのだろう。

「新型コロナ関連の融資の返済をするためにファクタリングが必要だと感じますか?」と質問したところ、約6割が『とても必要だと感じる(24.2%)』『やや必要だと感じる(35.3%)』と回答。過半数が必要性を感じており、短期的な資金調達手段としてのファクタリングへの関心がうかがえる結果になった。では、ファクタリングを依頼する場合、どのようなことを重視してファクタリング会社を選ぶのだろうか?

前の質問で『とても必要だと感じる』『やや必要だと感じる』と回答した人に、「ファクタリングを依頼するとしたら、何を重視してファクタリング会社を選びますか?(複数選択可)」と質問したところ、『対応のスピード感(45.1%)』と回答した人が最も多く、次いで『寄り添った対応をしてもらえるか(40.3%)』『審査通過率(36.6%)』となり、迅速な対応や柔軟な支援体制がファクタリング会社選びの重要な要素であることが示された。

【調査概要】「新型コロナ関連の融資×資金繰り」に関する調査
調査期間/2024年11月19日(火)~2024年11月21日(木)
調査方法/PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
調査人数/1,001人
調査対象/調査回答時に新型コロナ関連の融資を受けた中小企業の経営者と回答したモニター
調査元/株式会社F-style(http://f-style2015.com/)
モニター提供元/PRIZMAリサーチ

記者自身も個人事業主として活動しており、今まさにコロナ禍に受けた融資の返済に苦しんでいるひとりだ。そのため、今回の調査報告に取り上げられている中小企業の経営者たちの苦悩、そして苦労は痛いほどよくわかる。だいたい、世界中を巻き込んだ未曾有の感染症から、どうしてわずか3年で復活して返済できるというのか。コロナ禍を生き延びることはできたのに、まだ軌道に乗らないから返済できず、今が一番苦しいと感じている人は決して少なくないはず。そんな今、苦しんでいる個人事業主・中小企業経営者におすすめしたいのが「ファクタリング」だ。融資ではなく売掛金の支払い期日より前に現金を得る資金調達方法なので、少々の手数料だけで少し先の入金予定が早まるのは、精神衛生上でも大きなメリットだ。あれこれ悩んで心身が疲弊する前に、ぜひこのファクタリングを試してみてほしい。きっと悩みの種がひとつ減るはずだ。

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