『犬が散歩嫌いになってしまう飼い主のNG行為』についてまとめました。飼い主の何気ない行為が愛犬を散歩嫌いにさせてしまうことがありますので注意しましょう。
犬は散歩好き?散歩が苦手な犬もいるの?
散歩が大好きなイメージの強い犬ですが、散歩が好きな犬もいれば、あまり好きではない犬もいます。
我が家には、雨が降ろうと風が吹こうと何としてでも散歩に行きたい犬と、気分が乗らなければ散歩を拒否する犬がいます。
気分が乗らないとき、体調が優れないとき、暑すぎたり寒すぎたりするときは、散歩が好きな犬だって億劫にすることがあるんです。
また、散歩への苦手意識が強く、散歩に連れて行こうとする飼い主を威嚇したり、噛みついて抵抗したり、大暴れするなどして断固拒否する犬もいます。
散歩への苦手意識を強く持ってしまったきっかけは、ほとんどの場合で飼い主のNG行為が原因です。
どのような行為をNG行為と言うのか、するべきではない理由を解説します。
犬が散歩嫌いになってしまう飼い主のNG行為
1.あまり外に出さない
犬をあまり外に出さないのは、犬が散歩嫌いになってしまう飼い主のNG行為です。
やんちゃで好奇心が強く、何にでも興味を持ってしまう子犬を外に連れ出すのは、ちょっぴり怖くて心配ですよね。
まだ上手に散歩することができない子犬にとって、外の世界は危険なことだらけです。
心配するあまり、外に出さないでいると、散歩が嫌いになってしまいます。外の世界に慣れることができずに育った犬は、外の世界を怖がるようになり、社会に適合できなくなってしまうことがあるからです。
子犬には社会化期というものがあります。外の世界に出ることで、危険を回避しながら上手に散歩することができるようになったり、他人や他犬とコミュニケーションすることができるようになったりします。
犬をお家に迎えたら、狂犬病の予防注射と混合ワクチンの接種を済ませてから散歩デビューをし、毎日10分でもいいので散歩を習慣にしましょう。
2.散歩を楽しませてあげない
犬に散歩を楽しませてあげないことは、犬が散歩嫌いになってしまう飼い主のNG行為です。
“犬の散歩とは運動をさせることだ!”とばかり考えてしまうことがあるのですが、人間が健康づくりのためのウォーキングに出かけることとはワケが違います。
犬が散歩をすることには、運動をすること意外にも様々な目的があるのです。
犬が散歩中に最も楽しみにしていることは「ニオイを嗅ぐこと」です。犬がニオイを嗅ぐことには、エネルギーの消費・ストレスの発散・情報の収集・安全の確認など、様々な役割があります。
“もう1時間も歩いてるのに全然帰ろうとしない”なんてことがあると思いますが、それは、犬に散歩を楽しませてあげていないからかもしれません。
愛犬が何を散歩中の楽しみにしているのかは、散歩中の愛犬の様子をよく観察し、飼い主がしっかり把握してあげてくださいね。
散歩中、他人や他犬とのスキンシップやコミュニケーションを楽しみにしている犬もいます。お気に入りの公園に立ち寄ることを楽しみにしている犬もいます。
3.散歩中に怖がることや嫌なことをする
散歩中に怖がることや嫌なことをするのは、犬が散歩嫌いになってしまう飼い主のNG行為です。
最も多いのではないかと感じるのが、無理やりリードを引っ張ることです。そっちはダメ!こっちに来なさい!と、無理やりリードを引っ張ることでコントロールしていませんか?
散歩中、犬にとって危険な場所もあります。行ってほしくない方向もあります。しかし、力ずくで犬をコントロールするべきではありません。
リードを強く引っ張ると、犬が気管を痛めてしまいます。気管が潰れてしまう、気管虚脱という病気になってしまうこともあります。呼吸器なので、命にも関わる病気です。
まとめ
犬が散歩嫌いになってしまう飼い主のNG行為を3つ解説しました。
- あまり外に出さない
- 散歩を楽しませてあげない
- 散歩中に怖がることや嫌なことをする
主導権を握るべきは飼い主ですが、散歩の主役は愛犬です。愛犬が楽しい散歩でなければなりません。
愛犬が安全に快適に散歩を楽しむことができるよう、サポートをするのが飼い主のやるべきことです。
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