『知育玩具が愛犬にもたらす効果』についてまとめました。知育玩具の種類や選び方によって、難易度を上げながら遊ぶことができます。おすすめの知育玩具の種類と遊び方を解説します。
知育玩具が愛犬にもたらす効果
1.本能が刺激されることによるストレスの発散
知育玩具で遊ぶことによって、犬の本能が刺激され、ストレスが発散されます。
1日のほとんどの時間を室内で過ごす犬の場合、本能的な行動が制限されたり、刺激を受ける機会が少なかったりし、ストレスを抱えやすくなっています。
犬の本能を刺激し、ストレスの発散ができる知育玩具には、ノーズワークマットがおすすめです。
ノーズワークマットは、市販されているものもありますし、100円ショップで手に入るアイテムを使って自宅で簡単に手作りすることもできます。
ノーズワークマットの中にフードやおやつを隠し、犬が嗅覚で探し出し、手先や鼻先を使って器用に取り出して食べるという遊び方です。
ノーズワークマットの仕組みが複雑であるほど、中に隠されたフードやおやつが取り出しづらくなっています。
“狩りをし、獲物を捕らえ、食事をする”という本能が刺激され、活き活きとした犬本来の姿を見ることができます。
飼い主の手から簡単におやつがもらえることよりも、もっと楽しんで喜んでおやつを食べてもらうことができると思います。
雨や暑さや寒さが続き、お散歩に行けずにストレスを溜めているというとき、ぜひノーズワークマットで遊んでみてください。
2.軽度に体を動かすことによる運動不足の解消
知育玩具で遊ぶことによって、軽度に体を動かし、運動不足の解消をすることができます。
病気や怪我の治療中で外での運動ができないとき、高齢でになりお散歩や運動を億劫にするようになったときなど、運動不足の解消ができる知育玩具には、知育ボールがおすすめです。
ボールのあちこちに小さな穴が開いています。犬がボールを転がす度に、中に入れられたフードやおやつが飛び出してくるという仕組みです。
若い犬であると、ボールを噛んで破壊することで中のフードやおやつを取り出そうとする犬もいるため、注意して見守りましょう。
また、犬の口の中にすっぽり入ってしまうことがない、少し大きめの知育ボールを選びましょう。
高齢の犬が知育ボールで遊ぶときは、床で滑ったり転んだりしないよう注意しましょう。下を向いたまま歩くことになるので、首や腰への負担が気になるときは、遊ぶ時間を短くしましょう。
3.難易度を上げることによる脳の活性化
知育玩具で遊ぶことによって、脳の活性化ができます。
知育玩具に隠されたフードやおやつは、簡単に得ることができない仕組みになっています。それぞれに難易度も違うため、選び方次第で脳への刺激も変わってきます。
単純な遊びをするよりも、知育玩具で遊ぶことの方が犬の脳を活性化しますが、いきなり難易度が高い知育玩具では、飽きたり諦めたりしてしまいやすいです。
愛犬に合わせて知育玩具を選び、初めは簡単なものから、少しずつ難易度を上げていきましょう。
ブロックを手で押す、ブロックを鼻先で押し上げる、ディスクを回転させるなどすることで、フードやおやつをゲットすることができる知育玩具がおすすめです。
4.難易度が高いことによる早食いの防止
知育玩具で遊ぶことによって、早食いの防止ができます。
色んな早食い防止策をしたり、早食い防止アイテムを使ったりしてきたけど治らなかったというときは、知育玩具を活用しましょう。
そう簡単にフードを取り出すことはできないため、確実に早食いを防止することができます。
おすすめは、フードボウル型の知育玩具です。毎日使うものなので、中性洗剤で水洗いすることができ、バラバラに分解して部分洗いができ、乾燥させやすいものを選ぶとよいと思います。
まとめ
知育玩具が愛犬にもたらす効果を4つ解説しました。
- 本能が刺激されることによるストレスの発散
- 軽度に体を動かすことによる運動不足の解消
- 難易度を上げることによる脳の活性化
- 難易度が高いことによる早食いの防止
知育玩具で初めて遊ぶとき、戸惑う犬もいます。遊び方が分からない様子であるときは、飼い主がお手本を見せたり、一緒に遊んだりしてあげてくださいね。
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